プレリミナリーファイト第1試合はKrush女子アトム級、加藤りこvs坂上りまの一戦だ。2020年のプロデビュー以来、7戦全てK-1 GROUPのリングで戦っている加藤に対し、坂上はプロ経験は1戦のみで、これがKrushデビュー戦だ。
1R、まずは坂上がプレッシャーをかけて前に出る。これに対して加藤はローキック。坂上も前に出るのをやめて様子を見る。だが、加藤がハイキックを出したところで前に出て、ジャブを繰り出し、ロープに追い詰めパンチのラッシュ。さらに左のストレートを当てると、逃げる加藤を追いかけてコーナーに追い詰め、またもパンチを連打していく。ここで加藤がダウンだ。加藤が立ち上がったところで1Rが終了。
2R、加藤はローキック、ミドルキック、さらにハイキックを繰り出して、坂上と距離を取る。加藤はコーナー付近に追い込み、ローキックを坂上の左の内腿にぶち当てる。だが、ここで坂上は前に出てパンチをラッシュ。加藤もロープを背にしながらもパンチを繰り出して応戦だ。一度ブレイクすると、加藤が左のストレート。さらにローキックを繰り出す。
3R、加藤は左のローキック。さらに左のミドルキックだ。加藤は前蹴りを入れて距離を取り、坂上を中に入れさせない。さらにジャブのワンツーを当てるが、ここで坂上がパンチを連打して突進。加藤もバックブローを当てるが、構わず前に出た坂上は、加藤をコーナーに追い込んでパンチをラッシュ。再び加藤からダウンを奪う。加藤も立ち上がるが、ここで試合終了。判定となり、30-26、30-25、30-26の3-0で坂上が勝利を手にした。