プレリミナリーファイト第2試合は小野寺隼と森川絆がKrushフェザー級で激突。小野寺は第17回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス -60kg優勝の実績を引っ提げて、今回の一戦でプロデビューを飾る。対する森川も2023年と2024年のK-1甲子園 東日本予選 -60kg連覇の実績の持ち主で、これがプロデビュー戦。共に18歳のデビュー戦同士の対決で、勝利を手にするのはどちらだ?
1R、まずは小野寺が鋭い左のジャブ。さらにプレッシャーをかけてから左のハイキックだ。続いて右のストレートを当てる。森川もジャブを放ちながら応戦するが、小野寺のカウンターの右ストレートが炸裂。森川がヒザから崩れ落ちてダウンだ。再開後、小野寺はジリジリとプレッシャーを掛けてコーナーに追い詰めていく。小野寺は右のストレートを当てるが、森川もパンチの連打で応戦。左ストレートを当てて下がらない。
2R、小野寺がプレッシャーを掛けてロープに追い詰めてパンチのラッシュ。森川も距離を取っていくが、小野寺は今度はコーナーに追い込んでのラッシュだ。小野寺は右のハイキック。森川も近づいてパンチを連打する。そこに小野寺がパンチのワンツー。しかし、小野寺の右のローキックが急所に入り、試合は中断。再開後、お互いにパンチを繰り出していくが、ここで2R終了だ。
3R、小野寺は左のジャブからプレッシャーをかけていく。森川も下がりながらもアッパーなどを繰り出しつつ応戦だ。森川が左のヒザ蹴りを放ったところで、小野寺は右のストレート。小野寺はガードを固めながら右のローキックを連打。ジャブの打ち合いから小野寺の右ストレートが炸裂。しかし、森川も倒れない。森川もパンチのラッシュで反撃し、左のヒザ蹴りも入れる。小野寺もパンチを連打するが、ここで試合終了。判定となり30-28、30-28、29-28の3-0で小野寺がデビュー戦を勝利で飾った。