第3試合はKrushフェザー級ワンマッチ、水津空良vs渡邉陸だ。昨年の10.25「Krush.166」で寺島想を破って連敗から脱出した水津。一方の渡邉はプロ戦績4戦4勝3KOの無敗の新鋭。K-1 GROUPのリングでも3連勝中だが、その連勝記録を伸ばすことはできるか?
1R、まずは両者蹴りを繰り出し合うが、渡邉は右のハイキック。だが、水津は前に出て左のローキック。これが渡邉の急所に入って、試合は一時中断だ。試合再開後、前に出ていく水津に対して、渡邉は左のローキックを連打。さらに左ストレートからパンチを連打だ。しかし、水津がロープに追い込んで左のヒザ蹴りを繰り出したところで、再びローブローだ。すぐに試合が再開すると、水津が前に出て、ロープに追い込んで左のボディブローを連打。さらに左のヒザ蹴りだ。一方、渡邉は左のローキック2連発で反撃。水津も前に押し返したところで、ここで1R終了。
2R、前に出て圧力をかける水津に対し、渡邉はローキックで反撃。左のハイキックも繰り出す。渡邉は近い距離で飛びヒザ蹴り。さらにロープに詰めて、ヒザ蹴りとボディブローだ。それでも前に出る水津はヒザ蹴りを連発。だが、渡邉はパンチで反撃し、ロープに追い詰めて右のフック。さらにヒザも入れていく。動きの止まったかに見えた水津は再び前に出ていく。そこに渡邉が前蹴りを放ったところで、2R終了だ。
3R、水津が前に出て渡邉に接近。パンチを連打していく。渡邉も前に出ようとするが、水津はこれを許さずに接近して攻撃だ。水津は圧力をかけてロープに追い込んでパンチを連打。とにかく距離を潰して渡邉の反撃を許さない。渡邉もなんとかパンチを連打して反撃。だが、それでも水津は前に押し返して圧力をかけ、距離を潰してこれ以上の反撃を許さない。試合は判定に持ち込まれ、29-29、30-29、30-29の2-0で水津が勝利。2連勝を飾った。