第5試合は-66.5kg契約のワンマッチ、松岡翔大vs石田廉の一戦だ。当初、松岡は“KONG” 光生とKrushスーパー・ライト級ワンマッチで対戦する予定だったが、KONGが練習中に脳震盪を起こしたことで欠場。対戦相手が急遽石田に変更された。石田はこれがプロ3戦目でKrush初参戦。AJKN日本ウェルター級新人王の実績を持つが、緊急参戦でインパクトを残すことはできるか?
1R、まずはローキックを繰り出しながら様子を見る石田。それに対して松岡は左のミドルキックを連打。さらに左のハイキックで石田をのけぞらせる。そしてジャブを当てつつ、ヒザ蹴りも連打。しかし、石田の頭が当たってしまい、バッティングで一時中断だ。再開後、松岡はジャブを当てつつ、ローキック。さらにロープに詰めてパンチを連打だ。そして、左のストレートを当ててダウンを奪取。立ち上がった石田に、松岡は左のハイキックを繰り出すと、続けてダメ押しの左のフックを当てて石田がダウン。1R1分40秒で松岡のKO勝利となった。
試合後、KO勝利を飾った松岡はマイクでファンに喜びの声を語った。
「押忍! 松岡翔大です。まず本当に急遽の近々のオファーの中、受けていただいた石田選手、ありがとうございました。彼のおかげで試合が成立したんで、本当にありがとうございます。そして、Krushで僕、後楽園で初めて勝利することができました。僕の試合、Krushに相応しかったですか? 僕はこっからK-1 GROUPで絶対上に上がります。死ぬ気で絶対トップを食ってやるんで、応援お願いします」