岩尾は名門POWER OF DRAMに所属し、2014年7月からK-1 GROUPに参戦。Bigbangなど様々な大会でキャリアを積むが、バイク事故に遭い、一時は医者から現役不可能と告げられる。懸命のリハビリで22年8月のKrushで約4年半ぶりの復帰。小倉尚也を1RKOで下すと、23年4月のKrushでも愛瑠斗を1RKO勝ち。7月にK-1初参戦で晃貴をボディブローで沈め、3連続1RKO勝利。12月に内田晶から判定勝ちを収めた。
鬼山は、21年3月に金子晃大と果敢に打ち合うもKO負け。8月は第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメントでは一回戦で愛瑠斗、準決勝で内田晶を撃破。決勝では璃明武の連打に沈んで涙をのんだ。22年2月の第3代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメントでは一回戦で玖村将史と対戦。23年10月に野田蒼をKOし、24年5月に黒田 勇斗から判定勝ち。
1R、岩尾は強烈な右カーフキック。鬼山はパンチを打ちに行くも。岩尾はカーキック、ミドルキックを次々と蹴っていく。鬼山はパンチを打つも、岩尾は状態で揺らせてフェイントをかけながらアッパーを放つ。鬼山のパンチをサークリングでかわした岩尾は、パンチを次々と繰り出した。
2R、岩尾はリズミカルにジャブ。鬼山もジャブを打ちながらカーフキック。岩尾の強烈な右フックが入るも、鬼山は怯まない。鬼山はカーフキックを次々と蹴るも、岩尾は右カーフキックを返す。互いにカーフキックで削り合う。岩尾は右から左フックをヒット。それでも鬼山は下がらずに前へ出て、フックを放つ。
3R、鬼山は前へ出て距離を詰める。岩尾は右を放つも、鬼山は見切る。岩尾のパンチをかわした鬼山は、怯まずパンチを返す。鬼山の右が入る。岩尾は右、左、右とパンチを繰り出す。打ち合いに持ち込むと鬼山の左フックが入り、ダウンを奪う。立ち上がった岩尾に今度は右フックが入り、二度目のダウン。判定となり、鬼山が勝利した。