鬼山は、20年1月にK-1 JAPAN GROUPデビューを果たすと、7月に蒼士をKO。11月のBigbang10周年記念大会では第6代Bigbangスーパー・バンタム級王座決定戦で勝利し、ベルトを獲得。21年3月は金子晃大と果敢に打ち合うもKO負け。8月の第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント一回戦で愛瑠斗、準決勝で内田晶を撃破。決勝では璃明武の連打に沈んだ。22年2月の第3代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメント一回戦で玖村将史にKO負け。23年10月に野田蒼をKO。24年5月に黒田勇斗、9月に岩尾力を判定で下した。
池田は、Krushで勝利を重ね、22年3月に壬生狼一輝を下してKrushバンタム級王座戴冠。7月には野田蒼をKOして初防衛。24年3月はRISEに参戦し、花岡竜に判定負けを喫した。7月の晃貴戦からKrushバンタム級王座を返上し、スーパー・バンタム級に階級を上げKO勝ち。9月は永坂吏羅とダウンの奪い合いとなり、KO負けを喫した。
1R、まずは池田がインローで攻め込む。鬼山も冷静にローキックと、カウンターの左フックを返していく。中盤以降は池田の左ジャブが的確に鬼山の顔面を捉える。だが鬼山も構わず距離を詰め、強い左右のフックで反撃を試みる。
2R、鬼山がフックの連打で、まずは前進。池田も前蹴りで距離を測るが、ガードの隙間を突くように鬼山の左ジャブと右ストレートが時おりヒットする。鬼山がペースを握ったように見えたが、終盤に池田がパンチで巻き返した。
3R、鬼山がまたもパンチで前進。池田もヒザ蹴りやローキックで反撃を試みる。その後も両者のパンチと蹴りが交互にヒットする展開に。終盤に池田が数発テンカオを入れたところで試合が終了。尻上がりにペースを上げた池田が判定3-0で勝利した。