match result
試合結果
第13試合/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
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試合レビュー
シルバは、ブラジルの“灼熱のビッグモスキート”と呼ばれ、キックとMMAの二刀流ファイター。身長190cmとこの階級では高くリーチがあり、蹴りとパンチのバランスに長けている。24年3月にK-1 WORLD MAX最強決定トーナメント開幕戦へ初出場すると、璃久からダウンを奪いTKO勝ち。7月のK-1 WORLD MAX最強決定トーナメント準々決勝ではダリル・フェルドンクと壮絶な打ち合いの末、勝利。準決勝はストーヤン・コプリヴレンスキーに敗れ、3位入賞となった。
1R、ピケオーは圧をかけて左のパンチ、さらに右カーフキックから左のパンチで試合を組み立てに行く。だがシルバは冷静にガードしながら、左右のパンチ。ピケオーは入ろうとするも、サウスポー構えになったシルバが左ヒザ蹴りで迎え撃つ。ピケオーは右ストレート、右ハイキックを伸ばす。シルバが左ストレート。ピケオーは右を伸ばすも届かない。
2R、ピケオーは右カーフキック。シルバも右カーフキックを返す。ピケオーは右ハイキックも、シルバが左右フックを連打する。ピケオーはローキックで攻めていくも、シルバはカウンターに徹する。シルバはパンチからヒザ蹴りの猛攻。ピケオーは前へ出て右ボディストレートで攻撃。ピケオーのパンチに、シルバはハイキックのカウンターを狙った。
3R、シルバはワンツー、ヒザ蹴りで猛攻を仕掛ける。ピケオーはガードを固めながら、右のパンチも空振り。シルバは足を止めて左右のストレート。ピケオーがパンチをとらえるも、クリンチの状態で倒れ込む。倒れた際に痛めたか、シルバが頭をおさえて顔をしかめ。中断後に再開。ピケオーはミドルキック、ローキックで攻撃を畳み込む。シルバは左ストレートで反撃も、ピケオーが積極的に攻めている印象。ここで試合終了。判定は1(シルバ)-0でドロー。延長ラウンドに。
延長ラウンド、ピケオーは前蹴り。シルバは右ローキックを返し、右ボディストレートで組み立てる。シルバは左ストレート、右の攻撃。シルバは前蹴り、ヒザ蹴り。ピケオーは右で崩して、左が当たりダウンを奪う。立ち上がったシルバは、やや疲れが見える様子。ピケオーの右から左が入るも、シルバは倒れず。ピケオーは後ろ廻し蹴りも当たらず。判定は3-0でピケオーが勝利した。
復活したピケオーは「こんなに背の高い選手は初めてでした。距離の取り方に苦戦しました。ですが、スピードがあるのでカウンターを狙っていました。こうして戻って来れたのを嬉しく思います。倒すといっておいてKOできなくてすみません。こうして勝てたのは、チームのみなさんのおかげです。ありがとうございました」と挨拶した。
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2024年10月5日(土)K-1 WORLD GP 2024
- 日程
- 2024年10月05日(土)
- 会場
- エディオンアリーナ大阪
- 選手