match result

試合結果

第13試合/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    Mike's Gym
    Squadron Thai Brasil
    戦歴
    61戦 49勝(22KO) 9敗 1分
    50戦 44勝(24KO) 6敗 0分
    生年月日
    1990.9.1
    1993.11.6
    身長・体重
    178cm ・ 70.0kg
    190cm ・ 70.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    オランダ領キュラソー島
    ブラジル・サンパウロ
    SNS

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試合レビュー

 ピケオーは、日本人キラーとして2015年からK-1グループの大会で活躍し、23年3月に約3年ぶりのK-1参戦でアビラル・ヒマラヤン・チーターを左フックで一撃KO勝ちを収めた。同年7月は和島の持つK-1スーパー・ウェルター級王座に挑戦も2RKO負けを喫し、再起を狙う。

 シルバは、ブラジルの“灼熱のビッグモスキート”と呼ばれ、キックとMMAの二刀流ファイター。身長190cmとこの階級では高くリーチがあり、蹴りとパンチのバランスに長けている。24年3月にK-1 WORLD MAX最強決定トーナメント開幕戦へ初出場すると、璃久からダウンを奪いTKO勝ち。7月のK-1 WORLD MAX最強決定トーナメント準々決勝ではダリル・フェルドンクと壮絶な打ち合いの末、勝利。準決勝はストーヤン・コプリヴレンスキーに敗れ、3位入賞となった。

 1R、ピケオーは圧をかけて左のパンチ、さらに右カーフキックから左のパンチで試合を組み立てに行く。だがシルバは冷静にガードしながら、左右のパンチ。ピケオーは入ろうとするも、サウスポー構えになったシルバが左ヒザ蹴りで迎え撃つ。ピケオーは右ストレート、右ハイキックを伸ばす。シルバが左ストレート。ピケオーは右を伸ばすも届かない。

 2R、ピケオーは右カーフキック。シルバも右カーフキックを返す。ピケオーは右ハイキックも、シルバが左右フックを連打する。ピケオーはローキックで攻めていくも、シルバはカウンターに徹する。シルバはパンチからヒザ蹴りの猛攻。ピケオーは前へ出て右ボディストレートで攻撃。ピケオーのパンチに、シルバはハイキックのカウンターを狙った。

 3R、シルバはワンツー、ヒザ蹴りで猛攻を仕掛ける。ピケオーはガードを固めながら、右のパンチも空振り。シルバは足を止めて左右のストレート。ピケオーがパンチをとらえるも、クリンチの状態で倒れ込む。倒れた際に痛めたか、シルバが頭をおさえて顔をしかめ。中断後に再開。ピケオーはミドルキック、ローキックで攻撃を畳み込む。シルバは左ストレートで反撃も、ピケオーが積極的に攻めている印象。ここで試合終了。判定は1(シルバ)-0でドロー。延長ラウンドに。

 延長ラウンド、ピケオーは前蹴り。シルバは右ローキックを返し、右ボディストレートで組み立てる。シルバは左ストレート、右の攻撃。シルバは前蹴り、ヒザ蹴り。ピケオーは右で崩して、左が当たりダウンを奪う。立ち上がったシルバは、やや疲れが見える様子。ピケオーの右から左が入るも、シルバは倒れず。ピケオーは後ろ廻し蹴りも当たらず。判定は3-0でピケオーが勝利した。

 復活したピケオーは「こんなに背の高い選手は初めてでした。距離の取り方に苦戦しました。ですが、スピードがあるのでカウンターを狙っていました。こうして戻って来れたのを嬉しく思います。倒すといっておいてKOできなくてすみません。こうして勝てたのは、チームのみなさんのおかげです。ありがとうございました」と挨拶した。

試合情報

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大会名
2024年10月5日(土)K-1 WORLD GP 2024
日程
2024年10月05日(土)
会場
エディオンアリーナ大阪
選手
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