match result
試合結果
第16試合/K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選/3分3R・延長1R
review
試合レビュー
シナ・カリミアンは、初代・第3代K-1
WORLD GPクルーザー級王者で23年9月、K-1
30周年記念無差別級トーナメント一回戦でケリム・ジェマイをKOするも、準決勝でクラウディオ・イストラテに判定負け。24年3月にリュウ・ツァーにKO負けを喫し、今回が再起戦となる。
前回の2人の対戦は、23年9月10日のK-1 30周年記念無差別級トーナメント準決勝で、
互いに反則の応酬となり、イストラテが判定で勝利したものの遺恨が残る決着となった。
1R、カリミアンは右カーフキック連発。イストラテは左フックで襲い掛かる。カリミアンは右のカーフキックで削っていく。イストラテは左フックでダウンを奪う。立ち上がるカリミアン。イストラテのパンチが後頭部に。倒れ込むカリミアン。会場から「あー」という声。また反則だ。立てないカリミアン。ドクターがカリミアンに近寄ると、意識が遠のいている印象。ここでゴングが鳴り、担架が運び込まれた。
審判長は、「シナが試合できないと判断。イストラテの行為が、どのどうな攻撃だったのか判断できないため、後日、結果を発表する」と発表した。ドクターストップでノーコンテストとなり、後日に見解が発表となるようだ。
【試合裁定】
◇試合の流れ
1R、まずイストラテが左フックでダウンを奪取。カウント8で立ち上がったカリミアンにイストラテが追撃、カリミアンが組み付く形になる。その際、それを振りほどこうとしたしたイストラテのグローブがカリミアンの後頭部にヒットし、倒れ込むカリミアン。
そこでタイムストップがかかり、リングドクターはカリミアンの状態を確認しつつ回復を待ったが、試合続行することが不可能と判断した。
梅木審判部長からは「カリミアン選手が試合続行できないと判断。イストラテ選手の行為について検証した上で、後日に改めて試合裁定を発表する」と発表された。
◇検証結果
カリミアンが倒れた要因は、イストラテのグローブがカリミアンの後頭部にヒットしたことだが、これはカリミアンの組み付きに対して、それを振りほどこうとした流れによるもので、故意の攻撃ではないと判断した。
これは、例えば偶発性のローブローを受けた選手が試合続行不可能となるケースと同等のものとする。その上で、第1ラウンド途中で試合がストップされたため、「K-1公式ルール」第7条【試合決着】第5項に則り、この試合の結果をノーコンテストとする。
◇トーナメント裁定
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2024年10月5日(土)K-1 WORLD GP 2024
- 日程
- 2024年10月05日(土)
- 会場
- エディオンアリーナ大阪
- 選手