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試合結果

第18試合/K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

    所属ジム
    大和ジム
    K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
    戦歴
    67戦 45勝(32KO) 21敗 1分
    55戦 34勝(8KO) 20敗 1分
    生年月日
    1987.12.10
    1990.11.20
    身長・体重
    170cm ・ 65.0kg
    173cm ・ 65.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    愛知県知多市
    東京都町田市
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試合レビュー

両者は2020年12月に対戦し佐々木が判定勝ち。この敗戦で大和は引退を思い悩んだというが、そこから復活し、今年4月のK'FESTAで山崎秀晃を1RKOしK-1スーパー・ライト級王者となった。対して佐々木はここまで10連勝を勝ち星を積み重ね、大和の持つベルトに挑戦した。

1R、まずはお互いステップを踏みローを出し合う。そこからジャブを突き合い距離の探り合いとなる。ラウンド終盤、佐々木はパンチから繋いだミドルを当てるが、大和もすぐさまフックを返す。2R、両者は距離を近くして攻防し、佐々木が前蹴りで大和を転倒させる。大和は右フックをスイングしていくが佐々木は当てさせず左ジャブを正確に突く。大和は踏み込んで左フックをヒット。続けて左ハイも佐々木に決める。しかし佐々木もストレート決めラウンドを終える。

3R、両者近い距離で打ち合いを展開。大和が左フックを当てれば佐々木は右ストレートをヒット。両者はさらに打ち合いを続け佐々木が押すが、大和が左フックを効かせ、そこからラッシュし右フックでダウンを奪う。フィニッシュに向かう大和だが、佐々木が反撃。大和をコーナーに詰めてパンチで迫る。だが大和も左フックで反撃する。判定は30-28、29-28、30-28の3-0で大和。王座防衛を果たした。

大和のマイク
「すごい試合が続いたのにドロドロな判定で申し訳ないです。愛を知る県、宇宙を元気にする、一撃必倒、今日は倒せなかったけど大和哲也です。しっかり倒して勝ちたかったんですけど人生上手くいかないものですね。ですが、防衛できました。しっかり目標を決めて諦めず感謝してやっていくのが大和魂だと思ってます。笑顔で頑張りましょう。いろんなことがありますますけど、報われると思います。大和哲也34歳、まだ強くなってます。今日はありがとうございました」

【試合後の大和哲也選手のコメント】
「(試合の感想は?)応援ありがとうございました。自分としては練習してきたことが全然出せなかったなという印象なんですが、そのくらい大蔵選手が強くて。なんかこう、しんどかったなあって思いましたね。対策されてるなって思いましたけど、自分はもう負けたら終わりだと思ってるんで。2Rくらいかな、一瞬、もし負けたらってビビッたんですけど、前に出れて。まあダウン取ったからといって、落ち着きたくなかったので、打ち合いにいって。ヒヤヒヤさせてしまったかもしれないけど、盛り上がったかなと思ってます。有言実行にならなかったですけど、僕らしい試合だったかなと思います。

(相手の印象は?)本当にテクニシャンだし、冷静だし。前回やったときよりもすごく強く感じました。タイミングとかスピードとか。正直、前回やったときは負けてるんですけど、あんまり印象なかったんですよ。でも、今回は強かったなっていう印象が残ってます。(前回の佐々木戦と比べて自分がよかった点は?)いいパンチがなかったんですけど、心折れずに勝利に向けてしっかり戦えたところかなと思います。集中力が最後まで切れなかったところかなと思いますね。

(前回のKO勝ちと違うかたちで勝てたのはよかった?)そうですね。前回はたまたま一発で終わって、今回はこんな激闘をして、試合したなあという感じなんですけど。今日で65戦目かな、KOは逃しましたけど、いい経験になったので、さらに強くなりたいなと思いました。(不可思選手と林健太選手がタイトル戦に名乗りを上げていて、ジョムトーン選手が掲げる三階級制覇の中にスーパー・ライト級も入っているが、今後はどう考えている?)まあ、次は不可思選手とやりたいなと思ってます。もちろん、ベルトを懸けて。(ファンにメッセージを)今回は一撃必倒とはいかなかったんですが、これも僕らしい渋い試合になったんじゃないかなと思います。次は一撃必倒を目指してがんばりますので、応援よろしくお願いします」


【試合後の佐々木大蔵選手のコメント】
「(試合の感想は?)そうですね、もう完敗の一言ですね。(相手の印象は?)戦前から大和選手の、一度戦ってるというのもありますし、一度勝利してるからまた次もっていう思いはなかったですけど、打ち合いで自分のスキが出てしまった部分もあるし、大和選手に引き寄せられた部分。その中で当てられてしまったなという印象ですね。
 
(今日の大和選手にとくに感じたことは?)そうですね……やっぱり打ち合いが強いなっていう部分と、自分も警戒してる部分で練習してたパンチで、自分にスキができてしまってもらってしまったので。いや、本当に、わかってるのにもらうという、なんですかね、大和選手の打ち合いの強さというのを感じましたね。(大和選手の打ち合いに持ち込まれた?)そうですね。大和選手の熱い思いというのか、そういう思いが拳に乗ってたというのがあるので、その中で自分が引き寄せられてしまったなというのはありますね。
 
(1Rのワンツーやミドルの手応えは?)自分自身、1~2Rはイーブンなのかなって。3R目にいかないとポイント取れないなっていうのがあったんで、そういった中でしっかりと客観視できてなかった自分と、ああいう打ち合いの場面でもスキができてしまって、もらう場面。そこで切り替えができなかったのが今回の敗因のひとつかなと思います。(そこはチャンピオンの巻き込む強さ?)それしかないですね、はい。本当に。
 
(1~2Rはイーブンだと思ったというのは、セコンドとも一致した見解?)そうですね。インターバル中にそういう感じだったんですけど、でも視野を広くというか、いろいろ試しながらやったほうがいいよと言われてたんですけど、自分の中でも顔一辺倒になってしまってたので、その中でいろんなバリエーションというものを見失ってしまったっていうのが、今後の自分への課題かなと思います。

(ファンにメッセージを)今日は応援ありがとうございました。そしてABEMAでも応援していただき、ありがとうございます。結果として敗戦してしまって、10連勝でストップしてしまったんですけど、次またがんばるっていうふうには、なかなかなれない心境ではあるんですけど、しっかり今後どうしていくのかっていうのは、自分の中で整理しながら歩んでいきたいなと思うので。今後もまた、こういう大舞台に立たせてもらえる機会がありましたら、ぜひ注目していただけたらなと思います。本当に今日はありがとうございました」




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試合情報

BRAND
大会名
2022年9月11日(日)K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~
日程
2022年09月11日(日)
会場
横浜アリーナ
選手
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