match result
試合結果
第5試合/-60kg契約/3分3R・延長1R
- 所属ジム
- シーザージム
- POWER OF DREAM
- 戦歴
- 23戦 21勝(10KO) 2敗 0分
- 13戦 9勝(5KO) 4敗 0分
- 生年月日
- 2001.6.3
- 1994.11.24
- 身長・体重
- 175cm ・ 0.0kg
- 169cm ・ 60.0kg
- ファイトスタイル
- サウスポー
- オーソドックス
- 出身地
- 東京都台東区
- 東京都練馬区
- オーダーフォーム
- チケット購入
review
試合レビュー
1R、サウスポーの笠原がリング中央。ステップでスイッチを見せる中島が右ローでけん制を見せる。左右にステップを踏む中島が左ミドルを強打すると、笠原も左ミドルで応戦。中島が強い左ミドル、スイッチして右ハイと多彩な蹴り技で笠原に迫る。終了直前には中島の左上段回し蹴りが笠原に浅くヒット。
2R、中島が左かかと落とし、左バックスピンキックと大技で笠原を攻める。笠原は中島の入り際に左ストレートを合わせ、左ミドル強打で中島にロープを背負わせる。笠原はガード終わりに左右フックから左ハイのコンビネーション。ラウンド終了直前にはロープ際に引き込んだ笠原が左ハイキックを中島の顔面にヒットさせる。
3R、2R終了直前のハイキックで中島の鼻が折れた模様。開始直後から中島の鼻から血がしたたり落ちる。中島が飛び込みながら左フック、右ミドル。笠原が左フックから右フックを返すと、中島の顔面を捉えダウンを奪う。ガードを固めた中島にロープを背負わせた笠原。中島はワンツー、バックスピンキックと手数を止めない。距離を詰める中島へ笠原が左バックスピンキックを見せて試合終了のゴング。判定は3者が支持を集めた笠原の勝利。シュートボクシング王者がKrush王者からダウンを奪う勝利を収めた。
試合後の中島千博のコメント
「(試合の感想は?)まずこのようなすごい舞台に立たせていただいたのに、負けてしまって。応援してくれたかたやジムのみんなに恩返しをしたかったんですけど。負けてしまって、またちょっと、しっかりやり直します。
(対戦相手の印象は?)巧いっていうのはやる前から思ってて。自分の戦いがうまくいかないのを練習して、自分の戦いをするっていう目標を持ってやったんですけど。実際に戦って、とてもうまくて。自分の技術のなさを痛感しました。(東京ドームの雰囲気は?)すばらしくて。自分は緊張しちゃったりするんですけど、なるべく緊張しないように。冷静になるっていうのが自分の目標でもあるんですけど、ちょっと飲み込まれてはないですけど、ちょっと圧倒されましたね。すごいなって。(今後の展望は?)Krushのチャンピオンでありながら負けてしまったんで、本当にいままで戦ってくれたかたに申しわけないっていう気持ちと、ここから自分がしっかり練習しなおして、やっていかなきゃなって思いました。
(ハイキックを鼻にもらうまでは、よく動けたように見えたが?)自分の中ではもらうまでは、ちょっとずつ当たってきたなって思ってたんですけど。ちょっと攻めようとなったときにちょうどカウンターでもらっちゃって。で、すぐにゴングが鳴ったんですけど、そこから鼻呼吸ができなくなってしまい。そこで自分の気持ちが乱れてしまって、3R、いかなきゃってところで、パンチをもらってしまいましたね。(あせったのはキャリアの部分も影響した?)すごい選手たちと僕は戦ってきたんで、キャリアがどうとかはないですね。
(SBファイターとK-1ファイターで違いを感じた部分は?)まず距離感が遠く感じました。Krushの選手などはけっこうパンチとか、ガンガン攻めてくるイメージなんですけど、笠原選手は逆に自分が攻めたときに攻撃してきたりとか、すごい攻防が巧かったですね。距離感だとか、技を出すタイミングとか。その技術はすごい高いなと思いました。(鼻は折れている状況?)僕、最初から曲がってたんですけど(苦笑)、たぶんガッツリ鼻に当たっちゃったんで、まだ鼻血も止まらないんで折れてるかなと思います。
(試合をやってみて、K-1らしさを突き詰めていきたいのか、幅の広さも必要と思ったのか?)負けて勉強ではないですけど、自分にないものを得られたんで、そこは自分でカバーしていくことが、K-1とかがより向上していくんじゃないかと思ったんで。僕は技術を吸収してやっていきたいと思います」
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