match result

試合結果

第18試合/K-1バンタム級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    ウォーワンチャイプロモーション
    K-1ジム目黒TEAM TIGER
    戦歴
    66戦 45勝(26KO) 17敗 4分
    13戦 7勝(3KO) 6敗 0分
    生年月日
    1998.9.15
    1998.2.12
    身長・体重
    165cm ・ 53.0kg
    161cm ・ 53.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    福岡県福岡市
    福島県いわき市
    SNS

review

試合レビュー

ムエタイ・キックの7冠王・石井はK-1バンタム級を自身で切り開くため初参戦。アグレッシブファイトで印象的なKOを上げている藤田が門番となる。
1R、石井の左ミドル、右ローをかわし、藤田は左ミドル、右カーフキックを打ち込む。石井の攻撃をよく見ながら藤田は歩を進めプレッシャーを掛けていく。しかし石井はブロックされながらも左ミドル、ハイキックと次第に攻撃を当てて距離感を掌握していく。

2R、蹴りをかわされていた石井だが、藤田のジャブに右ストレートをすぐさま返し、そこから左フックをフォローしてダウンを奪取。
石井はさらに右ストレートからの左フック、ハイキック、跳びヒザと波に乗ってくる。石井はいい角度で右ローを当てていく。そこから石井は顔面ヒザ、ハイキックと大技を連発。だが藤田も不敵な笑みを浮かべて前に出る。

3R、石井はボディストレートを突き刺し、続いて速いパンチからローキックを連係する。リズムが出てきた石井は右ロー、左ボディと藤田を攻める。スピードで手玉に取った石井は跳びヒザを放って藤田の左目周辺にカットを呼ぶ。
ドクターチェックの後で再開。石井は右ストレートと左フックで倒しに掛かり、右ストレートで藤田を打ち倒してKOした。

石井のマイク
「僕のK-1デビュー戦ということで、たくさんの方が集まって頂いて嬉しいです。ありがとうございます。18年前に魔娑斗選手を見てキックボクシングを始めて、18年経ってこの舞台に立てたことを嬉しく思います。53㎏のK-1のベルトを巻きたいと思います。K-1の53㎏級には強いメンツが揃ってますので、みんなと戦って来年、福岡でトーナメントを開いてほしいと思ってます。黒田選手、池田選手、ぜひ今年僕とどっちかやりませんか? 僕の存在を分かってない人もいると思うので、トーナメントで優勝した選手かベルトを獲った選手と僕が戦ったらどうなるか想像ができると思うので、よろしくお願いします。格闘技界を盛り上げるために頑張りますので、よろしくお願いします」

【試合後の石井一成選手のコメント】
「(試合の感想は?)まずデビュー戦ってことで、ムエタイルールからキックルールに。まああの、純粋っていうか、つかみなしのルールは初めてだったんで。チームの中で、1Rは感覚つかむだけでいいよ、蹴って蹴ってという感じで話してて。倒しにはいくんだけど、KOにこだわらなくていいっていう話をしていて。
1Rが終わったあとに、パンチはすごく警戒していて、重たかったんですけど、大丈夫だなみたいな、受けたことのある衝撃というか。これはもらっても大丈夫だと感じたので、2Rからちょっと行ったんですけど、ダウン取ったときにまた行くか迷って。どうやってまとめようかな、いっぱい狙った技もあったんですけど、グチャグチャになりたくなかったので、丁寧に丁寧にと思って。3R目、残り時間が少なかったので、相手の目尻が切れて、そこでチャンスでセコンド陣から『もう、いっていいよ』と言われたので、最後行って。とりあえずKOできてホッとしてます。

(相手の印象は?)やっぱり、俺を倒してやろうという気持ちがすごい伝わってきてて。それが伝わったぶん、僕も気をつけようとなったし、そういうファイトスタイルで来てくれることはうれしい、僕を倒しに来てくれる選手だったので、僕も迎え撃とうという気持ちが入ったというか。本当にいい選手でした。

(このルールでやりづらさは?)いや、大丈夫でした。あんまり感じなかったです。クセ、キャッチとか出るのかなと思ったけど、相手があんまり蹴ってくる選手じゃなかったので、そんなところはまったくなかったです。ちょっと自信につながりましたね。

(リング上で2選手の名前を挙げていたが、すぐにでもやりたい?)そうですね、次はやりたいですね。自分の立ち位置も、みなさんがまだわからないと思うので。立ち位置を明確にするためにも、トーナメントで優勝した黒田選手と、Krushのベルトを巻いてる池田選手、そことやって勝ったら、チャンピオンに勝ったわけですから、ちゃんとトップの位置にいるっていうのは、みなさんに伝わると思うので。そこの二人とやって、早くわかりやすく一番になりたいですね。

(今日は壬生狼選手とダブル勝利になったが?)一輝は帰ってきてメチャクチャ怒られてて、『すみません』って言ってて(苦笑)。勝ったけどグチャグチャになってしまいましたが。でも勝てたし、ちょっと組み合いというか、近い距離になってたので。まあでも、二人でいつも練習して、毎日スパーリングをバシバシやって。その二人で勝てて、チームのみんなからは『この二人が同じリングに立つなんて、ほんと奇跡だよ』みたいな(笑)。
いままで僕がセコンドにいて、今日リングチェックのときに一緒にシャドーして、一緒にアップして。試合が一輝、僕で並んだのは本当に奇跡だよねって話をして。それで勝ってホッとしてます。

(国際センターでやった感想は?)地元福岡で、僕のジムはここから1分くらいなんですよ。いつもランニングコースでそこを通って、ジムに着くコースなんで。いつも毎日観ながら、ここでやるんだなって。最後の一週間とか端から端まで観て、気持ち整えて噛み締めてたんで。次は国際センターとは言わず、ヤフオクドームあるので、デカい会場で開催してもらって(笑)。たくさんのお客さん満杯でやりたいですね。

(ファンにメッセージを)今日は僕のK-1デビュー戦を応援していただきありがとうございました。無事に勝つことができましたけど、まだまだこれからK-1ファイターとしてがんばっていきますので。そしてムエタイファイターとして誇りを持ってK-1で戦っていきますので、応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました」

【試合後の藤田選手のコメント】
「(試合の感想は?)強かったっすね。

(相手の印象は?)回転が速かったかなと思いました。

(ムエタイ選手のやりづらさは感じた?)特になかったですね、それは。

(ファンにメッセージを)少しでも期待してくれた方がいたので、その方に申し訳ないなと。またこれからだと思ってるので、前を向いて頑張ります。ありがとうございました」

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動画

試合情報

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大会名
2022年8月11日(木・祝)ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K-1フェザー級世界最強決定トーナメント~
日程
2022年08月11日(木)
会場
福岡国際センター
選手
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