match result

試合結果

第9試合◎スーパーファイト/ K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
    Nasos/Mejiro Gym
    戦歴
    37戦 26勝(9KO) 11敗 0分
    45戦 33勝(12KO) 12敗 0分
    生年月日
    1992.1.20
    1987.7.3
    身長・体重
    168cm ・ 62.5kg
    168cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    愛知県名古屋市
    ギリシャ・アテネ
    SNS

review

試合レビュー

 地元・名古屋の大岩が“鉄の拳”スタウロスとの国際戦に挑む。1R、静かにガードを固めるスタウロスに大岩は右ロー、右フックと強打を入れて先制する。しかしスタウロスが出てくると大岩は熱くなって正面では打ち合わず、ステップで距離を作ってスタウロスの入り際に右フックを合わせる。そしてボディへのヒザを嫌がらせると、大岩はそこからさらに攻勢を仕掛け右ボディストレート、バックブローと放つ。

 2R、スタウロスは左右のボディフック連打を見せるが、大岩は左ハイキックで反撃。スタウロスは1Rより前進を強め、左ボディフック、左アッパーと大岩をとらえ顔を紅潮させる。スタウロスの連打に体勢を崩す大岩だが、大岩もスタウロスに右ストレートを打ち込む。スタウロスはボディフック、右フックから返しの左フック、跳びヒザと大岩を攻める。ヒザからフックと反撃する大岩だが、スタウロスはリングを回って空転させる。

 3R、前に出ていく大岩はスタウロスをコーナーに追い詰める。大岩はここからスタウロスを出させず、ボディストレート、右の拳をストレート、フックと打ちつけスタウロスを攻める。失速の感じられるスタウロスはロープ際から出られない。大岩はそこへ右ストレートを連続でさらに与える。しかしダウンを奪わんと力んでしまい、右スイングフックは空を切る。スタウロスも右・左とフックに力を込めるが、これは大岩が空振りさせて試合を終える。判定は29−28、30−29、29−28の3−0で大岩。KOはならなかったが、強豪スタウロスを降した。

■試合後の大岩龍矢選手のコメント  
「(試合の感想は?)スタウロス選手、めちゃくちゃパワーがあって、すごくヤバかったですね。倒せるところ、ちょっといけなかったですね。強かったです。(相手の印象は?)思ったとおりパワーがあって、思った以上にタフで強い相手でしたね。まあでも、倒すって言ってたので。そこが倒せなかったのが、ちょっと悔いが残ってますけど。スタウロス選手がマウスピースを吐いたんですけど、それでも倒せなかったので。次は倒せるように練習します。

(勝因は?)皇治選手との悔しい試合があってから、新しい環境に行って、いままで以上に練習もしてきて。その成果が出たんじゃないかなって思いました。(今後の目標は?)3月にさいたまスーパーアリーナで大きい大会が決まってるんで、それに出場させてくださいって言いたいですね。あと、 スタウロス選手に勝った以上、K-1トップファイターだと思っているので、ベルトも目指してます。すぐに武尊とやりたいという気持ちはないんですけど、 いろんな選手が武尊の首を狙ってるし、ベルトを目指してるんで。自分はどうなるかわからないですけど、武尊の挑戦者決定戦じゃないですけど60kgのトーナメントができたら、おもしろいんじゃないかなって思ってます。

( 武尊選手と当たるのも問題ない?)いますぐには気持ちはできないですけど、武尊とやりたいっていう選手がたくさんいるので。王手っていうのが見えたときに、自分が武尊とやってベルトを獲りたいのか、違うかたちでベルトを目指すのか。そこはまだ準備はできてないです。ただ、一番は(ベルトを)目指してるので。そういう挑戦者決定戦ができたら、気持ち的にやるんじゃないかなと思います。

(ファンの皆さんにメッセージを)今回は倒せなかったですけど、 スタウロス選手っていう強豪に勝ったんで。俺が強いんだぞっていうところを見せられると思うので、これからもっともっと上を目指して、さらにベルトも目指していきたいのでよろしくお願いします」

■試合後のスタウロス選手のコメント
「(試合の感想は?)予想していた以上に手強い選手だったと思う。努力はしたが試合は試合だから。(相手の印象は?)先ほども言った通り予想以上に手強い選手で、2Rに目の上を攻撃された時に目が見えなくなってしまって、そこからちょっとバランスを崩してしまった。(相手に勝っていたという部分、相手の方が勝っていたなという部分は?)特にどこのポイントが勝っていたとか劣っていたということはないと思う。ゲームはゲームなので、いろんな流れによって変わっていくが、最終的に負けてしまったのは、これもゲームなので仕方ないことだ。(ファンの皆さんにメッセージを)もっと鍛練を積んで、強くなってまた再び日本に戻ってきます」

movie

動画

試合情報

BRAND
大会名
2019年12月28日(土)“K-1冬のビッグマッチ 第2弾 名古屋”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~」
日程
2019年12月28日(土)
会場
ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
選手
back
チケット購入