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試合結果

第7試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R

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試合レビュー

 K-1 JAPAN GROUP初勝利を狙う不可思がKRUSH初参戦。後ろに仰け反って相手にメンチを切る通称・フラッシュバックなど傍若無人な言動で知られる“Mr.やりたい放題”堀井と対戦する。

 1R、不可思は静かに右ロー、ジャブ・左フックを放つ。堀井もこれにジャブ・右クロスと返し応戦するが、不可思がワンツーを突き刺すと堀井はこれに腰が抜けるようにダウン。立ち上がった堀井は強気を崩さず前に行く。そして右ストレートを当てて不可思をフラつかせる。不可思もパンチの回転を上げ、左右フックのヒットで堀井を逆にフラつかせる。そして右アッパーからの左フックで堀井の足を止める。さらに左フックと右クロスで堀井にダウンを迫る中終了となる。

 2R、不可思はワンツー、あるいはワンツースリーから右ローキックに繋げる。だが堀井は右クロスで不可思をとらえ、一瞬その動きを止める。しかし不可思もこれで火がついたように反撃へ向かい、圧力を掛け堀井を下がらせる。ラウンド最後は不可思が跳びヒザから連打を見舞って終了となる。

 3R、不可思は右ローから前に行くタイミングをうかがう。だが、ここで堀井の左フックがヒット。手数・圧力では不可思が優るが、堀井は打ち合いの中で顔面前蹴りを放って入れるなど意外性を見せる。しかし、不可思が右クロスで側頭部をとらえ、堀井をヨロめかせてダウンを奪う。ワンツーとヒザでKOを迫る不可思は、終了間際に右ストレートで再びダウンを奪い、3分ちょうどで試合を決めた。

不可思のコメント
「ありがとうございます。手放しで喜べる内容じゃなくて悔しいんですけど、ギリギリKOでよかったです。次は年末のK-1名古屋ですかね。僕の地元で、名古屋でばっちり盛り上げるんで、よろしくお願いします。今日はみなさん、ありがとうございました」

■試合後の不可思選手のコメント
「(試合を振り返って?)今回の試合はテーマがあって。それが1Rでやれたかな、と。でも、ダウン取ってから無駄な力が入って。反省点も見えたので、次に向けてよくしていくしかないという感じです。(対戦相手の印象は?)気持ちが強くて、最後まで折れなかったですし。それが印象に残りました。

(相手のパンチが当たっていたが?)自分の動きが最初より悪くなっていて、そこでもらっちゃっていたので。ちょっとよくないなと、戦いながら思いました。そこは自分のメンタル的な部分を修正しないといけないなと。1Rの動きができていれば、雑なパンチをもらうこともなかったと思うので、そこは直さないといけないですね。力任せに倒しにいったから、コッチもスキができて相手の荒いパンチをもらって。それではチャンピオンになれないと思うので、課題ですね。

(会場の盛り上がりについては?)まあ、盛り上がってくれたってところはよかったですけど、相手のいいところも出しちゃったので、反省です。(今後の目標は?)次は僕の地元の名古屋でK-1なので出たいです。やりたい相手を一人上げろと言われれば安保瑠輝也選手ですが、簡単にはやらせてもらえないので。やれるところまで一個一個クリアしていくしかないですね」

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動画

試合情報

BRAND
大会名
2019年10月13日(日)Krush.106
日程
2019年10月13日(日)
会場
後楽園ホール
選手
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