match result

試合結果

メインイベント(第9試合)/Krushバンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

    所属ジム
    K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
    WSRフェアテックス三ノ輪
    戦歴
    24戦 13勝(5KO) 10敗 0分 1無効試合
    24戦 14勝(5KO) 9敗 1分
    生年月日
    1998.3.27
    1997.9.12
    身長・体重
    160cm ・ 55.0kg
    165cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    鳥取県米子市
    東京都東大和市
    SNS

review

試合レビュー

 今年1月に王者となった晃貴の初防衛戦の相手は隼也。両者は昨年4月に対戦し、この時は隼也が判定勝ちしている。約1年ぶりの再戦、晃貴にとっては初防衛と同時にリベンジをかけた一戦になる。またこの試合の勝者には6・30K-1両国大会でのK-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントへの出場権が与えられる。

 1R、じりじりと前に出る晃貴に対し、隼也はスピーディなジャブからロー、前蹴りを飛ばす。隼也は横蹴りも入れ、晃貴が望む間合いを作らせない。しかしラウンド終盤、右ストレートを当てた晃貴は続けて右クロスで隼也のテンプル付近をとらえ、これで隼也からダウンを奪う。追加のダウンを奪わんとする晃貴だが、ここはラウンド終了のゴングが鳴らされる。

 2R、隼也はジャブと前蹴りで晃貴に間合いを詰めさせない。しかしラウンド中盤から晃貴が圧力を強め、隼也に対して距離を詰めていく。晃貴はタイミングのよい顔面前蹴りで隼也に鼻血を呼び、さらに跳びヒザも見せる。隼也のフックをかわした晃貴は左右フックからハイキック。晃貴は武尊のようにパンチだけでなくボディへのヒザを忘れない。

 3R、前に出ていく隼也だが、左フックをかわされ、逆に晃貴の右クロスを浴びる。ダウンの挽回に隼也は左右のフックに力を込める。だが、晃貴は空を切らせて右ストレート。晃貴はブロックの巧みさと目のよさで隼也のパンチにクリーンヒットを与えず、ラウンド最後も右ストレートを連続で打ち込みダメージを与えて試合を終える。判定は30-26、30-26、30-26の3-0で晃貴。初防衛と同時に1年前のリベンジを成し遂げた。

晃貴のマイク
「今回もたくさんの応援ありがとうございます。6月30日、思いっきり楽しんで思いっきり盛り上げます。応援お願いします」

 これで6月30日、K-1スーパーバンタム級トーナメントの出場選手が決まり、日本人4選手がリングに上がり挨拶を行う。

玖村将司史
「6月30日は晃貴選手と2人とも勝ち上がったら準決勝で当たるんで、KRUSHのチャンピオン同士でやろうと思うので、両国に来てください」

晃貴
「6月30日はこのままじゃ通用しないと思うので、もっともっと練習して強くなって盛り上げます」

武居由樹
「6月30日の両国は僕が盛り上げて、3試合全勝する気でいます。僕が盛り上げるので両国まで見に来てください」

玖村修平
「準決勝で世界最強の武居選手と試合して、僕が優勝したいと思います。僕たち兄弟で武居選手を止めて、決勝で世界最強の兄弟喧嘩をしたいと思ってますのでぜひ会場に観に来てください」

■試合後の晃貴選手のコメント
「(試合を振り返って?)今回、色々な練習をしてきて勝ててよかったです。(対戦相手の印象は?)蹴りが上手かったです。ただミドルキックの対策をけっこうしてたんですけど、あんまり蹴ってこなかったですね(苦笑)。(武尊選手と会話は?)まだ、しゃべれてないです。(今後の目標は?)6月30日、K-1のトーナメントが決定したので優勝してK-1のベルトを獲ります。(6月の大会は今回の試合で影響はあった?)いや、全然考えてなかったです。リベンジのことだけ考えて練習してきました。(1R最後の右ストレートは狙ってた?)打ったら入りました。ジャブに合わせて打つようにしてたので、それが当たったんじゃないか、と。(一年前と比べて自分の成長は?)前回負けてる選手に勝てたので、成長はしたかなという感じです。(今回のゲームプランは?)最初から倒しにいくつもりで挑みました。前回、ジャブをつかれて負けた印象があったので、それに合わせて右ストレートを打っていきました。あせりはなく、今までで一番冷静に戦いました。(トーナメントに向けてどんなところを強化したい?)すべてです。いまの実力じゃ通用しないと思うので。練習して6月30日に挑みます」

■試合後の隼也ウィラサクレック選手のコメント
「(試合を振り返って?)自分的には1Rの途中までよかったんですけど、一発もらっちゃってカラ周りしちゃったので。そこで流れが変わっちゃったなと思います。(対戦相手の印象は?)強かったです、素直に強かったです。(今後の目標は?)チャンスを二回逃しちゃって。先のことはちょっといまは考えられないです。(どこに相手の強さを感じた?)思った以上に一発の強さがあったかなと思います。(一年前に戦ったときと比べて?)一発の強さが前よりもあるかなという感じです」

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動画

試合情報

BRAND
大会名
2019年4月19日(金)Krush.100
日程
2019年04月19日(金)
会場
後楽園ホール
選手
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