match result

試合結果

第6試合◎Krush -70kg Fight/3分3R・延長1R

    所属ジム
    KIKUCHI GYM
    K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
    戦歴
    50戦 25勝(14KO) 21敗 4分
    28戦 15勝(7KO) 11敗 2分
    生年月日
    1983.11.8
    1989.5.30
    身長・体重
    174cm ・ 70.0kg
    181cm ・ 70.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    福島県いわき市
    静岡県藤枝市
    SNS

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試合レビュー

 7月に王者ピケオーに挑むも敗れ、再起戦となる山崎と、恵まれた体格で最初に学んだのは古武術だったという変わり種の藤村による-70㎏ファイト。

 1R、やる気を見せ前に行く藤村だが、山崎は後ろ足に重心を置いて構え、藤村の攻撃を見切ってかわす。しかし藤村は圧力を発して出て、右ストレート、右フックの強打で山崎を襲う。だが山崎は落ち着いてこの攻撃をブロックをし、冷静さを崩すことはない。そして狙いすました右ボディストレートを打ち込み藤村のガードを落とす。山崎の左ミドルに藤村は右ローを返す。

 2R、藤村は右ロー主体で出て、そこから左フック、右ストレートとパンチにつなげる。ラウンド中盤から反撃に転じた山崎はまずボディにパンチを集め、これで藤村の意識を落とした後で左フックを決め、藤村の腰を落としてダウンを奪う。

 そして落ち着きを保ったままで右アッパー、左フックとさらに藤村に攻撃を加えていく。左ボディフックを連打し、藤村がこれに打ち返してきても山崎は見切ってかわし、技量と余裕の差を見せる。

 3R、山崎は手応えのあったボディへの攻撃を右ストレート、左フックと打ち込む。しかし藤村もボディへのヒザを放って反撃。攻め落さんとする山崎だが、藤村も手数を落とさず応戦し、山崎に右ストレート・右クロスを入れて迫る。ロープに釘付けとなる山崎。攻撃を被弾し左目じりから出血が見られるが、目はしっかり藤村を見据えている。

 判定は28-28(山崎)、29-28、29-29でドロー。延長戦に突入となる。

 EXR、藤村は圧力を発して前に出て山崎を下がらせる。しかし山崎も押し返す。右ストレートを伸ばす藤村に山崎は左右ボディフックで応戦するが、藤村の右ストレートがとらえて山崎は横を向く。ここで山崎の左目じりの傷が開いてドクターチェックとなるも再開。接近戦を挑んでくる藤村に山崎は左フック、右アッパーで下らせんとするが、藤村も応戦してして左右ストレートを返し、右クロスを打ち込むなどして山崎を押し返す。山崎の左フックに藤村は右ストレートを返して囚虜う。

 判定は3者10-9で藤村。格上の山崎を降し、ジャンプアップとなる勝利を得た。

■試合後の藤村大輔選手のコメント
「(試合の感想は?)練習でやったことができたりできなかったり。危ない場面もあったんですが、最後は根性で乗り切りました。(練習でできた部分は?)たとえば、自分の距離で右ストレートをコンパクトに、長く打つということを意識しました。(キャリアと実績のある選手に勝てたことについては?)人生の中でも大きなものでした。人生を変えられるんじゃないかなと思っています。

(これからの目標は?)70kgを代表する選手になれれば。自分のレベルを上げていきたいです。今日の試合で自信につながりましたが、もともと自信はあったので。(現王者のピケオーの印象は?)外国人なので、バネやスピードが違うんですけど、テクニックでカバーできると思っているので、そんなに遠い存在とは思っていないです。

(ピケオーには日本人選手が倒されているが?)外国人は強いなというイメージはありますけど、なんとか自分が戦える日が来ると思って、一生懸命戦っていきたいと思います」

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動画

試合情報

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大会名
2016年12月18日(日)Krush.71
日程
2016年12月18日(日)
会場
後楽園ホール
選手
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