朝久泰央、5・4『RIZIN男祭り』参戦へ!“現役フジテレビ社員”ウザ強ヨシヤと激突
朝久は第5代K-1 WORLD GPライト級王者で、昨年12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN DECADE』の“雷神 番外地”の[RIZIN キックボクシングルール:3分3R (66.0kg) 8オンスグローブ]で、BreakingDownフェザー級王者YURA(ダイヤタイガージム)と激突し、ダウンを奪い判定勝ちを収め、今回がRIZIN2回目の参戦となる。
一方のヨシヤはキックボクシングのJ-NETWORK新人王トーナメントで優勝。18年7月の『RIZIN.11』では公開計量前夜のオファーを受けて、シュートボクシング最強の海人と対戦もKO負け。同年大晦日の『RIZIN』で白鳥大珠とダウンを奪い合う激戦となるもTKO負けとなった。その後、フジテレビに就職し引退かと思われたが、21年12月にRISEで秀樹と対戦しKO負けも、濃いキャラクターでインパクトを残している。戦績4勝4敗1分。
フジテレビのハチマキを頭に巻いてスーツ姿で会見に登壇したヨシヤは、「僕のことを知らない人が多いと思いますが、今回、直訴して参戦をお願いしました。僕の会社はいろいろと問題あるし、僕も褒められた人間ではないです。そんな中で東京ドームという舞台に出させてもらうことになって、僕も会社も変わらないといけないと思っています。相手の朝久選手、K-1王者でめちゃくちゃ強いし、僕もブランクがある。勝てないと思われるでしょうけど、挑戦する中で見せられるものがあると思います。僕自身も変わっていきたい」と意気込みを語った。
それを聞いていた朝久は、「相手は堅苦しく真面目な挨拶でいい選手なんだと思いますけど、俺はK-1を背負ってきているので、勝って当たり前、朝久泰央の独壇場で大暴れして、思い切りぶちのめします」と睨みつけた。
会見終了後のフェイスオフでは、朝久がヨシヤの胸を突き飛ばし、緊張の糸が張り詰める場面も。ヨシヤはフジテレビのイメージ回復のため気合いが入っているが、朝久はK-1のために負けられない立場にある。本番は、朝久の三日月蹴りが炸裂するのか、ヨシヤの気持ちが勝つのか注目の一戦となる。
また、同大会のOPENING FIGHTの[RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(57.5kg)]では、橋本楓汰(POWER OF DREAM)が、赤平大治(VERTEX)と対戦することも合わせて発表された。5月4日は、オープニングから熱い戦いが見られそうだ。