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「Krush.170」1.26(日)後楽園 高梨vsMOE、ダブル復帰戦!「明日はちゃんと攻めないと顔面崩壊しちゃうんじゃないかって思います」(高梨)、「そんな殴られる気はないんで大丈夫です」(MOE)

 1月25日(土)、都内にて、開催を明日に控えた「Krush.170」後楽園ホール大会の前日記者会見が行なわれた。


 第6試合はKrush女子ミニマム級ワンマッチで、高梨knuckle美穂vsMOEの一戦だ。高梨はかつてKrush女子ミニマム級王者に君臨していたが、2022年の6.25「RING OF VENUS」でエリン・ヴァルトに敗れて、プロ初黒星を喫して以降、リングから遠ざかっており、これが約2年7カ月ぶりの復帰戦だ。対するMOEも、2023年の4.8「RING OF VENUS」で真美に敗れて以来、約1年10カ月ぶり復帰戦。また両者は約6年前の2018年12.16「Krush.96」で対戦し、高梨がKrushデビュー戦だったMOEを破っている。それ以来の再戦をダブル復帰戦で戦う。
 この欠場期間、MOEは鍼灸師の資格を取るために、国家試験の勉強に集中していたという。それも落ち着いたことで試合への復帰を決断。だが、相手が6年前に敗れ、Krush王者になった経験もある高梨が相手だったので、「1回しか負けてないような選手が、逆になんで高梨選手の復帰戦の相手として自分を受けてくれたんかなとビックリするぐらい」と、試合が決まった時は驚いたそうだ。しかし、「6年前なんですけど、1回やったことあるし、怖さとかは全くなかったですね」とMOE。「特に変わりなく、ラッキーぐらいで頑張ります」と、相手の実績に身構えるところはないようだ。とはいえ、久々の試合で気合いが入っているのも事実。この欠場期間で「技術的というよりは気持ちの面で大きく変わったかなと思います」と語るMOEは、「今までの格闘技人生全てを懸けて、絶対に勝ちに行こうと思いますね」と必勝を誓っている。


 一方の高梨は、「明日は自分らしく思いっきり暴れます」と早くも臨戦態勢。「前よりも自分のことを理解して動けているんで、心技体が整っている感じです」と、欠場期間中に選手としてのレベルアップを果たした実感もしている。そのためかMOEの態度に対して、「ちょっと気持ちが足んないんじゃないかなって思います」といささか物足りなさを感じているようだ。「正直ちょっと試合に対して本気なのかなって、本気で挑んでんのかなって思うので、明日はちゃんと攻めないと顔面崩壊しちゃうんじゃないかって思います。それぐらいの気持ちで私はここにいるんで」と、物騒な予告を放つなど、試合に対してのモチベーションもすこぶる高いようだ。
 だが、MOEも「しないと思いますね。そんな殴られる気はないんで大丈夫です」と返すなど、自身の復帰戦でもあるこの試合で、元Krush王者の高梨の生贄になるつもりはない。久々にK-1女子戦線に帰って来る2人。復帰戦で復活の狼煙を上げるのはどちらだ?


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