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「Krush.168 ~in NAGOYA~」11.23(土・祝)名古屋 地元での試合となる不可思、テーマは『復活』 元王者の新美が初参戦の大脇を迎え撃つ、愛知県出身者同士の激突

 11月22日(金)、名古屋市内にて、11月23日(土・祝)「Krush.168 ~in NAGOYA~」名古屋国際会議場イベントホール大会の前日計量と会見が行われた。




 セミファイナルはKrushスーパー・ライト級、不可思vs近藤魁成の一戦。地元での試合となる不可思は「テーマは『復活』。彼を倒すためにしっかりやってきた。相手の目を見たら『しっかり気持ちが入っているな』と思った」と、さらに闘志に火がついた様子。勝利のイメージとしては「相手の心を折って倒したい」とし、「強い姿を見せて復活するので、楽しみにしてください」とメッセージを送った。


一方の近藤魁成は、不可思の印象を「アグレッシブですごく攻めてくる」とし、「何Rでも倒せる準備をしっかりとしてきた。どこで決まるかは不可思次第」とKO宣言。「全てを出して、会場を盛り上げて勝ちます」とメッセージ。


なお両者に宮田プロデューサーから「今夜の勝負メシは?」との質問が飛ぶと、不可思は「久しぶりの実家で、タイ人の母さんのタイ料理」、近藤は「うなぎを食べて力をつける」と回答していた。


 第7試合はKrushフェザー級、新美貴士vs大脇武。元王者の新美が初参戦の大脇を迎え撃つ、愛知県出身者同士の激突だ。


新美は最初の意気込みコメントから「相手が誰とか関係なく殺しにいきます」と、殺気十分。大脇の印象は「サウスポーというだけで、それだけ」と斬り捨て、「圧倒的に勝つ。1R出た押せると思う」と瞬殺宣言を放った。


そんな新美の様子が少し変わったのは、宮田プロデューサーの「勝負メシは」の質問に対して。「迷っている候補が3つあって、1つは昔バイトしていた安城名物の北京飯。一時は週6で食べていて、これで体を作っていた。食べるかは胃袋次第で、他の候補はうなぎと焼肉」と、他はシンプルな回答に終始した中、この質問への答えだけやけに饒舌だった。また最後には自らの「ビックリマン風シール」を取り出し、宮田プロデューサーに贈呈していた。


一方の初参戦・大脇は「2000人の前で元チャンピオンをド派手にリングに沈める」と勝利を約束。新美の印象は「元チャンピオンでアグレッシブな選手。それに負けず勝ちたい」とし、試合のテーマを問われると「ぶっ潰します!」とひと言。勝利イメージは「打ち合いに試合になると思うので、何Rでもいいので倒しにいく」とした。「初Krush。龍矢さんがせっかく持ってきてくれた名古屋Krushなので、チャンピオンを沈めて勝つ」と、改めて勝利を誓った。なお、大脇の勝負メシは「肉とごはんを食ってパワーをつける」。


 第6試合はKrushスーパー・ウェルター級、璃久vs匡志YAMATO。初参戦の匡志YAMATOは、「初めてなので、『オモロい試合するな』と思ってもらいたい」と意気込み。璃久の印象を問われると、「初戦なのに強い相手を当ててくるなと。タイトルマッチ経験してて強い選手。ただ、期待もされてるのかなという思いで、KrushらしいKOで倒したい」と、改めて意気込んだ。


試合のテーマは「これまでムエタイが主戦場だったので、戦ったことのないK-1ルールでどうなるかわからない。ただ、これを見越したように年間ボクシングとフットワークを磨いてきたので、それが存分に発揮される試合にしたい」と語った。勝利イメージは「ローキックが得意だが、ジムの先輩の大和哲也さんは左フックが得意。それを受け継いで炸裂させたい」。「初めてのKrushで、ファンの皆様、オモロい試合を見せるので応援よろしくお願いします」とメッセージを送って締めた。


 一方、同級王座決定トーナメント決勝以来の試合となる璃久は「超満員ということで気合いが入ってる。『こんな選手おるんや』と思ってもらえる試合になる」と意気込み。匡志の「初戦なのに強い相手を当ててきた」とのコメントに、「匡志さん、それ、僕のセリフです」と返す場面も。続けて「この前、メインのタイトルマッチで情けない試合したのにすぐ試合を組んでくれて、感謝してます。匡志選手の方が全然格上。対面した時『イケメンやな』と思った。匡志選手とやったら絶対面白い試合できるんで」と話した。


試合のテーマは「終わったら2300人フォロワーが増える。それぐらい熱い試合を届けたい」。匡志の「左フックを炸裂させる」発言には「じゃあメッチャ警戒しよ」と応えた上で、「超満員と言うけど、半分以上は大岩龍矢さんの力。それ以外にも不可思選手とか名古屋の選手のおかげ。感謝して、彼らの応援団にも名前を覚えてもらえるようにしたい」とした上で、もう一度匡志に「こっそりヒジとかやめて」とメッセージを送った(?)。


 第5試合はKrushスーパー・フェザー級、西元也史vs天野颯大の一戦だが、会見時点では天野が計量をクリアしておらず欠席。西元のみ出席となった。


西元は「名古屋の皆さんにしっかり自分を見せて、東京のみんなにもしっかり伝えたい」と意気込みを述べた上で、天野の印象は「ガッシリしててガンガン打ってきそう。体重さえ時間内に落としてくれれば」とした。


試合のテーマは「相手は関係ない。1Rでも3Rでも倒せるところ見せる。僕の試合にします」と力強く語り、勝利のイメージについて聞かれると「手でも足でも全部倒せる自信がある。結果だけじゃなくて、しっかり内容にこだわった結果を見せる」と話した上で、「今大会、超満員と言うけど、半分以上は大岩龍矢さんの力。他の選手はもっと悔しい思いを持った方がいい」と意見する場面も。最後は連敗中ということもあり、「『自分はここから』というところをしっかり見せる」と復活宣言で締めた。


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