6月23日（日）後楽園ホールで開催される「Krush.162」の［-63.5kg契約/3分3R・延長1R］に出場する歩夢のインタビューを公開！
──選手の負傷により急な代打出場となりましたが、それで龍華戦と聞いた時はどう思いましたか？
歩夢 去年の12月にKrushに初参戦させてもらったんですけど、そこで負けてしまったので、Krushの舞台で勝ちたい、リベンジしたいと思って練習してきたので、オファーが来た時点で、自分はもう「受けます」って返事してました。
──相手が誰だろうが、という気持ちだったわけですね。4月に、地元に近い福岡でのKrush-EXで勝ってはいますが、それでは満足できていなかった？
歩夢 そうですね。判定だったというのもありますし、判定結果が出た時に相手もあんまり納得いってない感じだったので、誰が見ても勝ちっていう試合をしたいというのはありましたね。
──やはり後楽園でのKrushでリベンジしたいという気持ちが強かったんですね。地元で試合するのとは違いますか？
歩夢 やっぱり違いますね。僕はキックをやる前にアマチュアボクシング(東京農業大学ボクシング部)をやってたんですけど、その頃に後楽園で試合したことがあるんですよ。
──あ、そうなんですね。
歩夢 はい。キックではKrushの試合が初めての後楽園だったんですけど、やっぱりお客さんの熱量とかも何か違うような感じがしたんです。それもあって、後楽園で勝ちたいという気持ちは強いですね。
──相手の龍華選手については、どういう印象ですか？
歩夢 たぶん、戦績的には10戦ちょっとで、自分とあまり変わらないと思うんですけど、やっぱりK-1とかの大きい舞台にも出ていて、けっこう強い相手に勝ったりもしてるので、知名度とかも全然自分より上ですけど、実力では負けてないと思ってます。スタイル的には、自分は前に行く感じで、龍華選手は身長が高くてサウスポーで距離を取って、うまい感じかなと思うので、噛み合うかなと思いますね。
──龍華選手が得意とする蹴りに関してはいかがですか？
歩夢 自分はパンチが得意なので、中に入れば問題ないかなと思ってます。だから、どう中に入るかですね。入ってしまえば自信はあるので。
──最終的にはどういう勝ち方をしたいですか？
歩夢 焦らず、徐々に徐々に相手を削っていって、結果的にはパンチでKOしたいですね。
──速攻でというわけじゃないんですね。
歩夢 もちろん、タイミングがあればという感じなんですけど、龍華選手は防御とかもうまいなと思うので、試合をやっていきながら「今だ！」というところがあれば、前半でも全然倒しに行くスタイルでいきます。
──ここで勝てば、ポジションも一気に上がることになると思います。
歩夢 一つ一つ勝っていくだけだとは思うんですけど、Krush本戦の2戦目で、このような相手と試合を組んでくださったのは、本当にありがたいですね。なのでここで勝って、ライト級のもっと強い相手と組んでもらえるようにアピールしていきたいです。
──K-1 GROUPでの目標は？
歩夢 九州のKPKBという団体のベルトを獲ったので、今はKrushのベルトを目指しています。今はそれが目標ですね。
──K-1 GROUPに参戦するようになって、変化はありましたか？
歩夢 KPKBは今まで大会のライブ配信がなかったんですけど、Krushの本戦はABEMAやU-NEXTで生中継があるじゃないですか。それで知人とか親戚の人とかから「試合見たよ」とかけっこう言ってもらえたんですよ。やっぱり東京の試合は注目度が高いなというのは思いましたね。リアルタイムで見てもらって応援してもらえるというのは、やっぱり大きいので。
──では最後に、今回の試合に向けての“決意”を教えていただけますか？
歩夢 「倒せるファイターなんだな」と思ってもらいたいですね。「この選手は、次は何で倒すんだろう？」って思ってもらえるような、お客さんをワクワクさせるような試合をしたいです。
──分かりました。ありがとうございました！
