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「Krush.161」5.26(日)後楽園<インタビュー>小田尋久「今回、トーナメントに選んでもらって、その中でも僕が一番若くて勢いがあると思ってます。まず26日の準決勝で勝って、次は8月の決勝も勝って、ベルトを獲ります。ウルトラマッスルで勝ちマッスル!」

5月26日(土)後楽園ホールで開催される「Krush.161」の[第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R]に出場する小田尋久選手のインタビューを公開!


──今回、Krushの王座決定トーナメントへのオファーを聞いた時はどう思いましたか?
小田 「やっと来たか」というか、しっかり選ばれてよかったと思いました。気持ちも入りましたし、もう絶対獲ったろうという気持ちになりましたね。
──ここまでKrushで連勝して、海外と他団体と、外のリングを2回挟む形になりました。ご自分の経験としてはどうでしたか?
小田 海外での試合は、やっぱりいろいろと「初」のことがあったので、そういった意味ではメッチャいい経験にもなったし、KNOCK OUTでも元Krushチャンピオンの中島弘貴選手と戦って勝てたという部分でもしっかりいい経験ができたというか、そういうのも含めて今回選ばれたんかなと思います。
──今回のトーナメント、4人の顔ぶれについてはどう思っていますか?
小田 今回戦う森田選手は、空手時代から強いイメージがあって、僕が空手時代で一番大きい大会というか、一般の大会でデカいJFKOとかでも優勝してたりするので、そういう意味ではその時代から戦績も上やし、格上の相手なんですけど、弱点というか、相手が苦手なところとかも逆にいろいろいっぱい見て、作戦も立ててます。今回はキックボクシングの試合なので、そこで自分がどれだけキックで成長できてるかというところも見せたいなと思ってます。
──なるほど。
小田 あと、璃久選手は同じ大阪出身なので、決勝でやれたらいいなとも思うし、藤村選手もけっこうベテランなので、正直どっちが来ても絶対勝つのは当たり前ですけど……璃久選手と関西対決というのはちょっと、面白いんちゃうかなと思ってます。
──今のお話を総合すると、優勝してベルトを獲る自信はもう満々?
小田 それはもちろんです。獲るしかないと思ってるんで。
──獲ればプロで初のタイトルということになりますが、ベルトへの思いは?
小田 たぶん、今回のこのチャンスを獲れなかったら、次にチャンスが来るのはちょっと先になってしまうような気もするので、絶対ここは落とせないという気持ちがかなり強いですね。フランスでもタイトルマッチを1回経験してるので、そういった意味でも絶対落とせないなと。2回もタイトルのチャンスがあって、2回とも落とすなんてことは自分の中ではあり得ないので、絶対ここは獲ろうという感じですね。
──フランスでのタイトルマッチは、タイトルがかかっているという点で、他の試合と気持ちとして違いましたか?
小田 逆にフランスでの試合は、初タイトルだけじゃなくて、初海外やったし、初外国人やったし、初5Rやったし……と、「初」がいろいろ多すぎて、何かそこまで、「これがタイトルマッチや!」みたいな気持ちが強かったわけではないですね。
──では、タイトルに向ける気持ちは今回の方が強い?
小田 そうですね。Krushは一番最初の目標にしていたところなので、今回はだいぶ気持ちが強いです。
──1回戦の森田戦は、周囲からは「空手対決」と見られると思いますが、そこへの意識は?
小田 空手時代の一般での戦績は森田選手の方が全然上なので、下馬評というか、そういうのを知ってる人からすれば、「森田選手の方が有利なんちゃうかな」と思ってる人も多いと思うんですけど、今回はキックボクシングなので。お互い、キックボクシング歴で言ったらそこまで変わらないと思うから、キックボクシングでどっちがどれだけ成長してるかという対決になると思うので、自分の中ではあまり空手時代の戦績とかは特には意識はしてないですね。
──キックボクシングへの順応というか、キックボクシングとしては自分の方が上だという自信がある?
小田 空手をキックボクシングにどう生かせるかというところでは、自分の方が上やと思ってますね。
──ご自分としては、空手を一番生かせていると思うのはどういうところですか?
小田 フィジカル負けしないところであったり、攻撃を食らっても崩されないという体の強さといったところでは、同じ階級では絶対誰にも負けないという自信がありますね。無理にキックボクシングの動きをしようとしたら、たぶん自分はそこまで器用なタイプではないので、どれだけ空手時代の強みをキックボクシングにうまく生かせるかというところが自分の強みにつながってますね。
──その点でいくと、森田選手の今の戦い方はどうですか?
小田 森田選手はジムがムエタイの方なので、逆に空手時代の蹴りをムエタイに生かしてるという感じで、やっぱり蹴りがよりうまくなっているというか、キックに生かしてるのかなという感じですね。
──ということは、展開としては「蹴り対パンチ」の図式になる?
小田 そうですね。予測としてはそうなるんちゃうかなと、自分でも思います。ただ、自分も別に蹴りができないわけじゃないので、「蹴り対蹴り」になるかもしれないし、そこは試合の流れ次第ですね。
──カード発表会見では「マッスル」アピールがすごかったですね(笑)。
小田 みんな、思ってたよりいい反応をしてくれたので、よかったですね。何もないよりは(笑)。今回、煽りVでも「マッスルタンク」っていうキャッチフレーズをつけてもらったんで、ガンガン「マッスル」押しでいきたいと思ってます。
──では、優勝したら「マッスルチャンプ」になるわけですね。
小田 はい。ベルトを獲って、K-1にも出ていきたいので、今年が一番勝負やと思ってます。そこから、海外でも人気が出るように、「マッスル」で押していきたいです。
──確かに海外でウケそうですね(笑)。では最後に、改めて今回の試合への“決意”を教えていただけますか?
小田 今回、Krushのトーナメントにちゃんと自分も選んでもらって、その中でも僕が一番若くて勢いがあると思ってます。自分がそれだけ期待されてるということなんやろうなと、自分でも思ってるので、まず26日の準決勝で勝って、次は8月の決勝も勝って、ベルトを獲ります。ウルトラマッスルで勝ちマッスル!
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