「Krush.151」7.22(土)後楽園<インタビュー>髙橋直輝「自分はもともと変則的なスタイルで、やっと普段の自分を出せるようになった。自分もお客さんも楽しい試合をしたい」
――今大会では西元也史選手と対戦が決まりました。試合が決まった時の心境を聞かせてください。
「実は西元選手が関西にいた頃から試合を見ていて、当時からすごく強いと思っていた選手だったんです。そういう選手と試合が組まれて、自分もここまできたんやなと思いました」
――髙橋選手はスーパー・フェザー級に階級を上げて、3戦3勝(2KO)と絶好調です。その要因はなんでしょう?
「減量苦から解放されたことが大きいですね。フェザー級の最後の方は10kgちょっと減量していたんで(苦笑)」
――なるほど。コンディション以外で変えたことはありますか?
「サンドバックの叩き方とか変えましたね。ジムのトレーナーを変えたり、練習場所を変えたわけではなく、意識と工夫を変えました」
――最近の試合を見ていると変則的な動きも含めて自由に戦っている印象があります。
「もともと僕は変則的なスタイルで、ジムではああいう感じなんですよ。はじめの一歩のブライアン・ホークの真似したり(笑)。だから僕としては普段の自分を出せるようになったという感覚です」
――西元選手はKrushでタイトルマッチを経験して、K-1にも参戦している選手です。髙橋選手にとっては大きなチャンスになると思います。
「ここでいい勝ち方をして、タイトルマッチに近づきたいです。西元くんに勝ったら、次の相手はチャンピオンしかおらんやろって感じです」
――どんな試合を見せたい?
「お客さんが見ていて楽しめる試合ですね。最近僕の試合を見て『面白かった』『楽しかった』と言ってもらえるんですけど、それがすごくうれしくて。そうやってお客さんが楽しんでくれていることを想像するのも楽しいんです。自分もお客さんも楽しい試合をしたいです」