「K-1 WORLD GP」6.3(土)横浜<公開練習>黒田斗真、思い出の地・横浜武道館でインパクトを残す!「これからはお客さんとの勝負。しっかり倒しに行く姿勢を見せたい」
昨年12月のK-1大阪大会で初代バンタム級王座決定トーナメントを制した黒田。試合まで2週間を切ったタイミングでの公開練習だったが「ベルトを獲って怪我あったんでちょっと休んだんですけど、もうそこからはずっと今と変わらずずっと毎日追い込んでいました。疲労はすごく溜まってるんですけど、やれることは全てやってきたので、来週(試合を)楽しもうかなと思います」と表情は明るい。
約半年ぶりの試合となるが「もともと僕はコンスタントに試合するタイプじゃなくて、試合の頻度的には半年に1回やるぐらい。コンスタントに試合するよりも変わったところをファンの皆さんに見せたい」と不安要素はなし。むしろ十分な準備期間をとったことで「12月のトーナメントで気づいた自分の穴を修正したり、色んなジムで練習したり、合宿にも行ったり……経験値は上がったんかなと思います。、誰が相手でも適用できる練習はしてきました」と自身のレベルアップに力を注ぐことができた。
会場の横浜武道館は2021年に黒田がK-1バンタム級日本最強決定トーナメントを圧倒的な強さで制した思い出の場所でもある。今大会では黒田vsラマダンを含めバンタム級が4試合、金子晃大・与座優貴とK-1現役王者のスーパーファイトが3試合並ぶ形となる。黒田は「今回も死にものぐるいで勝ちを取りにいく」と貪欲に勝利を目指しつつ「これからはお客さんとの勝負。しっかり倒しに行く姿勢を見せたい」と語った。
僕の格闘技人生が変わったのは横浜武道館とあのトーナメントなので、その横浜武道館でチャンピオンになって一発目の試合をすることになって、そこはしっかり2年前の横浜武道館の再現をしたいなと思います。(チャンピオンとしての初陣で)普段と変わらずやることをやってきたし、僕はベルトに特にこだわってるわけじゃないんで。負けるのが嫌で必死にここまでやってきたんで、今回も死にものぐるいで勝ちを取りにいこうかなと思ってます」
(別階級のチャンピオンも試合をするが?)周りと比べられる部分はやっぱり出てくると思うので、それはチャンピオンとして当たり前のことだと思うので、まあ勝ちに、今までは勝ちに徹して戦い方をしてきたんですけど、これからはお客さんとの勝負だと僕は思ってるんで、しっかり横浜武道館ということもあるんで気負いすぎず、でもしっかり倒しに行く姿勢を見せたいなと思います」