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「K-1 WORLD GP」6.3(土)横浜<インタビュー>大久保琉唯「バンタム級でのスピード・テクニック・パワーを見せて、『今でもチャンピオンと戦えるな』や『チャンピオンに勝てるんじゃないかな』と思ってもらいたい」

 6月3日(土)神奈川・横浜武道館「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN~初代ミドル級王座決定トーナメント~」の[K-1バンタム級/3分3R・延長1R]で齋藤龍之介と対戦する大久保琉唯のインタビューを公開!

──大久保選手にとっては昨年9月の初代Krushフライ級王座決定トーナメント以来の試合となりました。約7カ月ぶりの試合となりますが、前回の試合を振り返ってみていかがでしたか?

「今から7カ月前になるんですけど、凄く忙しかったなっていう記憶が残っていて、自分の中でもの凄く焦りがありました。練習時間がそれこそいつもより短くて『今回大丈夫かな?』と思ったんですけど、質の高い練習というかその短い時間の中でもしっかり集中できてやれたので、勝てて良かったなという感じです」

──当時は高校3年生で、メディアへの露出などが増えていた時期ですよね。

「はい。ABEMAの『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』の撮影や、その他にもいろんな撮影があり、学校もあったんで、それが忙しかったなという感じです」

──そして大学生になってK-1本戦への出場が決まりました。オファーが来た時はどんな心境だったんですか?

「K-1の本戦に出られるのが嬉しいなっていう感じですね。対戦相手がどうこうというよりは、自分の試合を本戦でいろんな人に見てほしいなっていう感じですね」

──この試合から階級をバンタム級に上げることになりましたけど、やはり体が大きくなったことが理由ですか?

「そうですね。あとは調整という意味もあって、階級を上げました」

──まだ試合はされていないですけど、バンタム級での調整の方が自分に合っているなというのは感じますか?

「自分で練習の動画を撮ることがあるんですけど、見比べるんですよ。そうすると以前よりもパワーが上がっているなっていう感じはします」

――階級を上げて手応えはありますか?

「バンタム級に上げたことでのパワーだったり、どう倒せるようになったかを見てもらって、いずれはトップ選手たちと交われるように頑張っていきたいです」

──今回の対戦相手の齋藤龍之介選手はK-1甲子園で2回戦っていますよね? 改めてどんな印象をお持ちですか?

「蹴りが多彩な選手かなという感じです。あとは身長が自分と同じぐらいですよね。自分はこの階級では身長が高い方だと思うので、齋藤選手も自分と同じぐらいの身長があるので、背が高い印象は受けますね」

──K-1甲子園で戦った相手と、K-1本戦という舞台で戦うことについてはどのように感じていますか?

「K-1甲子園の予選も本戦も決勝で戦っていて、次はプロの舞台で対戦することになって。自分が絶対に勝たないといけないという状況に対してプレッシャーだったりもありますけど、気合いが入りますね」

──今大会ではバンタム級で4試合が並んでいて、K-1王者・黒田斗真選手、Krush王者・池田幸司選手も出場します。それだけ期待感のある階級だと思うんですが、その中でどんな試合を見せたいですか?

「今回バンタム級では初めて試合をするんですけど、そこで自分のスピードやテクニックもそうですし、周りの人が見ても『今でもチャンピオンと戦えるな』や『チャンピオンに勝てるんじゃないかな』と思ってもらえるような試合をしたいです」

──バンタム級での初戦になりますが、この階級で今後はどんなことを見据えていますか?

「まずはKrushで二階級制覇したいなって思っています。フライ級のベルトを獲ってからバンタム級に上げたんですけど、Krushのチャンピオンになった後、今度はバンタム級でチャンピオンになって、それを成し遂げられたらさらに階級を上げて、自分がドンドンドンドン階級を制覇するじゃないですけど、そうなっていきたいですね」

──ちなみに現時点でKrushのバンタム級チャンピオンの池田選手と、実力差はどれぐらいあると考えていますか?

「ぶっちゃけあんまりないんじゃないかなって思うし、池田選手はみんなやりにくいっていう感じだと思うんですけど、自分は小さい頃からムエタイをベースにやってきたのでああいうファイトスタイルは慣れているというか、やりやすいんじゃないかなって思っています」

──バンタム級もかなり濃いキャラクターの選手が多いですが、その中でどんな自分をアピールしたいですか?

「壬生狼選手みたいなキャラはできない……というか、僕はしたくないというか(笑)。でも、自分は10代だし、若い人たちにメディアを通して、まず自分の存在を知ってもらって格闘技を知ってもらう感じでやっていきたいです」
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