「Krush.147」3.25(土)後楽園<インタビュー>竹内将生「僕とMOMOTARO選手だったら普段のKrushとは違う試合を見せられると思う。今回きっちり勝ってフェザー級のトップ戦線に混ぜてもらいたい」
――昨年7月の久保一馬戦で拳を怪我していたそうですね。
「はい。あの試合で拳を怪我してしまい、試合後に手術を受けました。拳を使えるようになったのは手術から3カ月後くらいでしたが、その間もできる練習は続けていたし、気持ち的にはすぐに試合をやりたかったです」
――今回は念願の復帰戦ですね。竹内選手は昨年からKrushに参戦していて、2試合やってみてどんな感想を持ちましたか?
「僕は色んな団体で試合をしてきて、首相撲・ヒジありのルール、ワンキャッチありのルール、そして完全に掴みが禁止されたルールをやってきました。僕的にはK-1・Krushのように掴みが一切禁止というルールの方がはっきりしているんでやりやすいですね」
――今までやってきたルールと違いは感じましたか?
「ルール的な戸惑いはなかったんですけど、スタミナの減り方が違うなと思いました。試合時間は3分3Rなんですけど、K-1ルールは動きが止まらず攻防しているので、思った以上にスタミナをロスするんですよね。それも含めて試合をやりながら色んな発見があります」
――対戦相手のMOMOTARO選手にはどんな印象を持っていますか?
「K-1 GROUPでは階級が違って、試合をすることはないと思ったので、最初にオファーをもらった時は驚きました。ONE Championshipでも活躍していて、戦績は同じくらいですが格上の選手だと思います」
――お互いムエタイのベースがあるテクニシャンタイプということで噛み合う試合になると思うのですが、いかがでしょういか?
「僕もそう思っています。Krushはダウン発生率70%以上という壊し合いの舞台ですが、僕とMOMOTARO選手だったらテクニック合戦、いつものKrushとは違う試合を見せられると思います」
――今大会ではタイトルマッチを含め、フェザー級の試合が組まれていますが、そこは意識していますか?
「しています。特に僕がKrushデビュー戦で負けた森坂陸選手がタイトルに挑戦するので。今回きっちり勝って、僕もフェザー級のトップ戦線に混ぜてもらいたいです」
――ファンのみなさんにどんな試合を見せたいですか?
「僕はパンチャーでもないし、強引に倒すタイプでもないです。相手の良いところを消して、自分の得意な展開に持ち込んで勝つスタイルです。他の選手とは違う、普段のKrushでは見られない試合をしたいです」