「Krush.147」3.25(土)後楽園<インタビュー>篠塚辰樹「タイトルマッチがしけた試合になると思うから俺が倒して盛り上げる。期待以上のものを見せるので楽しみにしていてください」
――約1年3カ月ぶりの試合が近づいてきました。仕上がり・コンディションはいかがですか?
「いい練習ができていますね。専属のトレーナーもつけて、いろんな練習が出来ているので充実してます」
――専属トレーナーをつけて練習するようになったのはいつからですか?
「去年の12月くらいからですね。それまでは練習内容を迷っていて、曖昧な感じで練習を続けていたんですよ。そこがガラリと変わりました」
――キックボクシングのトレーナーさんなのですか?
「そうですね。前のジムで一緒だった人で、今トレーナーをやってる人です。自分がやるべきことを感じられて、身体のコンディションも上がっています。前回の試合前より仕上がっているし“変わっている”感じがしてます」
――自分自身でも変化を感じる、と。
「はい。(平本)蓮と一緒に剛毅會空手も教わっていて、気づくこともめちゃくちゃ多いし、すごく理にかなった動きを教えてもらってます。僕の試合を見たら『篠塚、変わったな』と思ってもらえると思います」
――今大会では林勇汰選手と対戦しますが、相手のことは気にならないですか?
「そうっすね。相手は誰でもよかったし、それよりも変わった自分を見せたいです。K-1に来て自分らしい試合ができてないし、結果も出せてないんで、これまでの遅れをここから取り返しに行きます」
――篠塚選手が怪我で休んでいる間、フェザー級ではK-1で軍司泰斗選手、Krushで玖村修平選手がチャンピオンになりました。今のフェザー級の動向をどう見ていますか?
「選手層も厚くて面白くなってきましたね。玖村と森坂陸には興味がないし、いつかは軍司とやりたいですね」
――以前、軍司選手とは交流があるのでやりたくないと言っていましたが、その心境は変わりましたか?
「いざやるとなったらやりにくいでしょうけど、当時と違って軍司とは差をつけられちゃったから、ここまで差をつけられるとやってみてえなって気持ちですね」
――それでは最後に篠塚選手の復帰戦を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをお願いします。
「期待以上のものを見せるので楽しみにしていてください。同じ日のタイトルマッチがしけた試合になると思うので、俺が倒して勝って盛り上げます」