「Krush.147」3.25(土)後楽園<インタビュー>王者・玖村修平「Krushフェザー級のベルトは偉大なチャンピオンたちが価値を高めてきたもの。もう一度そのベルトを獲りに行きます」
――玖村選手にとって初防衛戦が決まりました。
「去年5月にKrushのチャンピオンになって、Krushのチャンピオンとして8月・12月とK-1の舞台で戦って、チャンピオン(軍司泰斗)の目の前にもたどり着いたんですけど、勝つことができなくて、Krushのチャンピオンとしての仕事はできませんでした。今年一発目、しっかりチャンピオンとして圧倒的に倒して、もう一度このベルトを獲りに行くつもりで倒しに行きます。3月は『K'FESTA』があって、K-1に話題が行きがちなんですけど、僕の試合で凄い熱を生んで、KrushもK-1に負けない熱をこの試合で生みたいと思っています」
――昨年後半はK-1での試合が続いて、このタイミングで初防衛戦が組まれたことについてはどう感じていますか?
「そろそろ防衛戦のオファーが来るのかなとは思っていました。KrushチャンピオンなのにK-1で負けてしまって、Krushのベルトの価値は高めてこられなかったんで、しっかり守って、もう一度K-1にも挑戦したいですし、今年はKrushの顔にもなれるように。いいタイミングで防衛戦が来たかなと思っています」
――挑戦者の森坂選手にはどんな印象を持っていますか?
「テクニックというか変則的でやりやすい相手ではないかなと思うんですけど、打ち合いはできないと思うし、そういう意味ではKrushのタイトルマッチには相応しくない選手だと思うんで、圧倒的に倒してここに上がってきたことを後悔させてやりたいなと思っています」
――森坂選手は変則的でバックブローが得意な選手ですが、自分はをもらわないという自信はありますか?
「対策はするんですけど、森坂選手はそれ(バックブロー)しかないんで、それだけ対策しようかなと思っています」
――Krushのタイトルマッチとして、Krushのメインイベントとして相応しい試合というのはどういう試合だと思いますか?
「あっちは打ち合うって言っていますけど、本当に打ち合えるのかなっていう感じなんで。彼が打ち合ってくれるんだったら盛り上がるんじゃないかなと思いますし、さっきも言ったんですけど『K'FESTA』に負けない試合をしたいです」
――ベルトは獲るよりも守る方が難しいと言われていますが、防衛戦に臨む気持ちはどうでしょう?
「僕はいろんな挫折も乗り越えてこのベルトを獲りました。僕がベルトを奪った新美(貴士)選手は3回防衛していて、今までも偉大な選手たちが巻いてきたベルトなんで、もう一度ベルトを獲りに行くという気持ちでいます。過去のチャンピオンたちが価値を高めたベルトなので、そんな簡単には渡さないです」
――今年最初の試合が初防衛戦となりましたが、どんな1年にしたいですか?
「このベルトをしっかり守って、KrushのチャンピオンとしてK-1の舞台にももう一度上がりたいですし、もっと戦わないといけない相手もいるんで、こんなところで僕は止まってたら先はないです。防衛戦ですけど、しっかりもう一回このベルトを巻くつもりで、全力で1Rから倒しに行きます」