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「Krush.145」1.21(土)後楽園<インタビュー>王者・大沢文也「僕も里見選手も上手いタイプなので、玄人好みの試合になると思います。でも俺が勝ちますよ」

 1月21日(土) 東京・後楽園ホール「Krush.145」の[Krushライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者・里見柚己と対戦する王者・大沢文也のインタビューを公開!

――初防衛戦で里見柚己選手と対戦が決まりました。里見選手とは2019年6月のK-1両国大会で戦っていて、その時は大沢選手が判定勝利を収めています。

「あのときは僕が一応勝ったんですけど、そんなに差は無かったと思ってます。、僕のなかで里見選手の評価は昔からずっと高くて。戦績的には勝ったり負けたりはあったと思うんですけど、本当に上手い選手だなとジムの仲間や練習仲間に言っていました。こんなことを言ったら里見選手には申し訳ないけど、(8月に)里見選手が西京佑馬選手とやったとき、僕は正直西京選手が勝つと思っていて。里見選手が勝って『まじか!』と思いました。その後試合を見直したんですけど、やっぱり変わらず上手いなと。僕がずっと昔から上手いなと思っていたのがそのまま試合に出ていましたよね」

――里見選手のことはずっと評価していたわけですね。初防衛戦の相手として名前を聞いたときはいかがでしたか?

「そろそろ当たるんじゃないかなと思っていたし、次は里見選手だろうなと思っていたので、やっぱりそうだよねという感じでした」

――8月K-1九州大会以来の試合が初防衛戦ですが、特別な心境はありますか?

「ないですよ。だってどうせ俺が勝つし、なんとも思わないです。これ結構言うんですけど、ベルトが懸かっていたら頑張るとかモチベーション上がるとか、そういうのがないんで。もちろんベルトは大事ですけど、ベルトが懸かっていようがなかろうが一試合一試合大事な試合なんで、試合に対する心境はあまり変わらないですね」

――今回から所属が変わりましたが、練習環境や心境の変化はありますか?

「練習そのものがきついですね。めっちゃいい練習しています」

――前回8月のデンサヤーム戦は減点のポイント差での勝利でした。消化不良の試合だったと思いますが、あの試合を踏まえて準備してるものはありますか?

「この間の試合は正直負けたと思ってるので、反省もなにもないですね(苦笑)。前回からレベルアップしたのはスタミナですかね。里見選手はパワーがあるのでパワーもつけているんですけど」

――里見選手は連勝中ですが、最近の里見選手の試合を見てどう思っていますか?

「結婚もしていて幸せな人という感じでね。僕は幸せな人には絶対負けられないんですよ。僕も今年大好きだった彼女と別れたので、幸せな人には負けられないです(笑)。試合の印象は本当に上手い。周りの評価がどうかは関係なく、僕の中ではめちゃめちゃ評価が高いですね。ただ、強いと上手いは違うんで。それを試合で見せます」

――2023年のK-1 JAPAN GROUPの幕開けになるタイトルマッチです。

「Krushファンの皆さんには本当に申し訳ないんですけど……泥仕合で始まりますね。間違いなく。僕はなんだかんだで勝つことが一番だと思っているので。里見選手はずっとKO決着するって言ってましたけど、僕は判定決着の方が実力差が出ると思っているんですよ。単純に僕がKOする力がないだけなんで言い訳なんですけどね(笑)。僕は自分で言っちゃいますけど上手い選手で、里見選手も上手い選手なんで、格闘技をやっている人になら分かるような技術対決ができるんじゃないかなと思います。玄人好みの試合かなという感じです」

――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。

「1月21日のタイトルマッチは幸せな家庭を持つ挑戦者と、幸せな家庭を取り逃してしまったチャンピオンの戦いです。彼女に振られた人・寂しい人はぜひ僕のことを応援してください(笑)」
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