「Krush.144」12.18(日)後楽園＜インタビュー＞王者・中島千博「今年最初のKrushでチャンピオンになって、今年最後のKrushで初防衛戦をやらせてもらえる。しっかり勝って防衛します」
――年内最後のKrushで初防衛戦が決まりました。
「まず6月の『THE MATCH 2022』はK-1 JAPAN GROUPの選手なら誰もが出たかった大会だと思います。僕はそこに出させてもらったのに負けてしまい、すごく申し訳ない気持ちがあります。僕は今年最初のK-1 JAPAN GROUPの大会（Krush.133）でチャンピオンになって、今年最後の大会で防衛戦をやらせてもらえるので、しっかり勝って防衛したいと思います」
――「THE MATCH 2022」以降はどのように過ごしていましたか？
「もともと9月横浜アリーナ大会でK-1スーパー・フェザー級トーナメントのオファーをいただいたのですが、僕が『THE MATCH 2022』で鼻を骨折してしまい出られませんでした。代わりに横山（朋哉）選手が出ることになって、試合を近くで見させてもらって、自分が出てたらどうなんだろうなとか、もっとこうやって戦いたかったなとか、いろんな気持ちがありました。そういう気持ちがあって…悔しさがほとんどなんですけど、今回の防衛戦のオファーをいただいて、しっかりその悔しさをこの試合で出せたらなと思います」
――挑戦者の西元也史選手にはどんな印象を持っていますか？
「KOマシーンと言われているだけあって、本当にパンチでも蹴りでも倒していて、すごいと思っています。しかもここ最近の試合は判定でもしっかり勝っているので、穴のない選手だと思っています」
――初防衛戦に向かう心境はいかがですか？
「僕はKrushでデビューして、『THE MATCH 2022』以外はKrushでしか試合をしたことがないです。初防衛戦なんですけど、今まで通りいつもと変わらずに戦うだけです」
――記者会見では中島選手が「僕よりも戦績も上なので、胸を借りるじゃないですけど、しっかり倒しにいきたい」と発言し、西元選手から「チャンピオンに胸を借りると言ってほしくない」と返す一幕もありました。
「本当にああいうことを言うと相手に飲まれてしまうので、あの発言は訂正で。僕が自信を持って倒しに行きます」
――Krush王者になれば色々なチャンスにつながると思います。タイトルの先にどんなものを見据えていますか？
「この試合に勝って、K-1のスーパー・フェザー級はいろんな強い選手がいるので『中島千博があの選手とやったらどうだろう？』と見ている人に思ってもらえるような試合をして、行く行くはK-1に出たいと思っています」
――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。
「（カード発表）会見を経て、改めて自分はもっとしっかりしないといけないなと気づかされました。しっかり練習して試合当日を迎えたいと思います」