「K-1 WORLD GP」12.3(土)大阪<インタビュー>シナ・カリミアン「Mike's Gymで軍隊のような日々を過ごしている。重量級を3階級制覇することが今の目標だ」
――9月のK-1横浜アリーナ大会ではスーパー・ヘビー級(無差別)の試合に挑み、実方宏介選手からKO勝利を収めました。
「計画通りの戦いが出来たと思うよ。良い準備ができていたし、集中して戦うこともできた」
――本来はクルーザー級のカリミアン選手ですが、スーパー・ヘビー級で戦った手応えはいかがでしたか?
「戦いは階級や体重ではなくハートで決まる。勇敢なハートがなければどの階級で戦っても勝てないだろうし、逆にそのハートがあれば階級や体重に関係なく戦えるものだ」
――実方戦は非常にアグレッシブな印象を受けました。
「ジャングルから獅子王が飛び出した。それと同じだよ」
――所属していたPOWER OF DREAM(POD)を卒業して、自身のチーム=SINA ARMYを結成しました。
「PODを離れてしまったが、古川誠一会長には本当にお世話になったし、ジムのみんなもよくしてくれた。PODには本当に感謝しているよ。今は自分のチーム=SINA ARMYを立ち上げて、周りには自分をサポートしてくれる人たちがいる。その仲間たちと一緒に戦っていきたい」
――前回の試合からオランダのMike's Gymで練習するようになりました。なぜMike's Gymで練習しようと思ったのですか?
「私はバダ・ハリのことを尊敬していて、彼がいるジムで練習したいと思って、Mike's Gymで練習しようと思った。初めて来たときはとてもハードだったが、今はとてもいい練習ができているよ。Mike's Gymでは初代K-1ヘビー級王者のアントニオ・プラチバットや世界のトップファイターたちと練習している」
――どんな練習を続けているのですか?
「まさにARMY(軍隊)だよ。オランダに来ると食べる・寝る・練習する以外のことはやらない。Mike's Gymには練習中には水を飲んではいけないという古いルールもあって、まるで軍隊のような日々を過ごしている」
「相手が誰であっても構わない。自分のことにフォーカスして、リングに上がったら相手をKOすることだけを考えて戦う」
――カリミアン選手が日本人以外と対戦するのは約4年ぶりとなります。何か今までと違いはありますか?
「日本人で自分と戦える相手はもういないと思う。これから欧米の選手と戦っていくことは問題ないよ」
――今大会ではどんな勝ち方を見せたいですか?
「試合を見てもらえれば分かるよ(ニヤリ)」
――対戦相手のカルロス・ブディオ選手にはどんな印象を持っていますか?
「相手が誰であっても構わない。自分のことにフォーカスして、リングに上がったら相手をKOすることだけを考えて戦う」
――カリミアン選手が日本人以外と対戦するのは約4年ぶりとなります。何か今までと違いはありますか?
「日本人で自分と戦える相手はもういないと思う。これから欧米の選手と戦っていくことは問題ないよ」
――今大会ではどんな勝ち方を見せたいですか?
「試合を見てもらえれば分かるよ(ニヤリ)」
――カリミアン選手はクルーザー級(90kg以下)、ヘビー級(100kg以下)、スーパー・ヘビー級(無差別級)で試合をしていますが、どの階級が適正階級だと思います?
「全ての階級が適正階級だよ。K-1で重量級を3階級制覇することが今の目標だよ」
――前回の試合後にK-1ヘビー級王者のロエル・マナートの名前を出していましたが、彼の持つベルトに挑戦したいですか?
「彼はK-1チャンピオンだと言っているが、もう何年もK-1で試合をしていない。ロエル、君はどこで何をやっているんだ? 私はここにいるよ」