「Krush.143」11.26(土)後楽園<インタビュー>目黒翔大「どんな試合でも死に物狂いで勝ちに行く。壊しの一発目、全力で狩りに行って終わらせます」
――今回の試合が決まった時・オファーを受けた時の心境を聞かせてください。
「いつかやりそうだなぁと思っていたので、特に心境の変化はなかったです」
――目黒選手は現在3連敗中で勝ち星から遠ざかっている状況です。それについてどう感じていますか?
「やっぱり戦ってる以上“勝ち”という結果にはこだわっています。その中で色々と試していることの歯車が上手く噛み合わずに3連敗という結果にはなっていますが、成長・手応えを常に感じています。この試合で結果も出す・試していることも良い方向に変えたいですね。その自信もあります」
――前回の松山勇汰戦は合計3度のダウンを奪われての判定負けでしたが、終盤に松山選手を追い込む部分もありました。振り返ってみていかがでしたか?
「色々と試しながら自分の強み・やってきたことを出せたと思うのですが、相手が一枚上手だったという感じです。実は今回松山選手と一緒に練習させて頂く機会があり、自分にはなかった引き出しを新たに得て、また前回より新しい目黒翔大を見せられると思います」
――前回の試合を踏まえて、今はどんなことを意識して練習していますか?
「新たに始めたことがあります。多方面でサポートしていただき、身体、考え方、食事、動きなどいいことは全て格闘技に繋がるので取り入れてきました。そのサポートのおかげで全部が同じベクトルに向かっていて、自分でも感じるくらい良い方に変わって行ってます。今回はいい意味で試合という感じがなく、自然体で日常(試合)に向かっていけてるなと感じてます。スピード、技、閃き、全てが前回とは大違いです。口で言うのは簡単なのでリングの姿を見ていただければなと思ってます。一瞬も目を離さないで欲しいです」
――対戦相手の松本和樹選手にはどんな印象を持っていますか?
「独特なパフォーマンスをする選手だと思います」
――松本選手は試合以外のパフォーマンスも含めて派手な選手だが、それについてどう思いますか?
「パフォーマンスは自分のブランディングで大事だと思うし、いいことだと思います。でも自分たちのやるべき事は“勝つ”ことが第一で、パフォーマンスは好きにやってもらったらいいと思うのですが、当日リングの中で逃げる場所はないし、怖さと負けを味わってもらいます」
――戦績・キャリアが下の選手を迎え撃つ形になりますが、負けられない気持ちや危機感はありますか?
「キャリアが下だから上だから負けられないや危機感みたいなものはいつもないです。どんな試合も目の前の一戦一戦に死に物狂いで勝ちに行くだけです」
――今大会では第1試合~第3試合までスーパー・フェザー級の試合が並びました。比べられる部分もあると思いますが、そこは意識していますか?
「目の前の相手に全力で向かっていき、結果“目黒翔大”が1番良かったね!と、言われるようにやるだけです」
――そのなかでも火付け役の第1試合に選ばれたことをどう思っていますか?
「メインイベントと同じくらい大事と言われている第1試合に選んでいただいて、自分から壊しの日がスタートするのかと思うとワクワクするし楽しみです。(途中の試合順で)『あれ? 目黒翔大の試合ってもう始まった?』となるよりも、第1試合は一番最初で分かりやすいと思うので、むしろありがたいです。壊しの一発目、全力で狩りに行って終わらせます」
――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。
「いつも沢山の応援やサポートありがとうございます。応援してくださっている皆様にいい思いをして帰っていただきます。11月は自分から壊しの日がスタート、第1試合“目黒翔大”の入場から試合が終わる瞬間まで目を離さないようお願いします」