「Krush.143」11.26(土)後楽園<インタビュー>松山勇汰「練習でもレオナさんにやられると悔しい。いつかレオナさんに追いついて、追い越す選手になりたい」
――まず今大会への出場が決まった時の心境を聞かせてください。
「前回の試合が6月だったので、やっと決まって嬉しいという気持ちでした」
――前回6月のKrush後楽園大会(目黒翔大に判定勝利)がスーパー・フェザー級に上げて最初の試合でしたが、コンディション含めた手応えはどうでしたか?
「減量が楽になった分、追い込み練習もしっかりできました。疲労感もそこまで感じることなく、試合まで調整できましたが、やっぱりフィジカル差は感じましたね」
――目黒戦では合計3度のダウンを奪った一方、終盤は目黒選手に追い上げられるという展開でした。良いところと悪いところがどちらも試合だったと思うのですが、いかがでしょうか?
「自分としては良いところは何も出なかったと思っています(苦笑)。悪い部分というか、練習であのような展開になることはないので、とても良い経験ができたと思います」
――前回の試合を踏まえて、今はどんなことを意識して練習していますか?
「フィジカルトレーニングを新たに始めて、体を強化してきました」
――当初、宮川太陽選手との対戦を予定していましたが、宮川選手の欠場により対戦相手がSOUL(ソウル)選手に変更になりました。
「相手が変わったことは特に気にしていないです。相手はパンチでどんどん前に出てくる印象ですね」
――今大会では第1試合~第3試合までスーパー・フェザー級の試合が並びました。比べられる部分もあると思いますが、そこは意識していますか?
「自分の試合以外を気にすると力んだり、気持ちが前に出過ぎたり、良くない動きになると感じるので、自分の試合だけに集中しています。その中で試合が終わったあと『松山勇汰が1番強かった』と皆さんに思ってもらえたら嬉しいです」
――同門で先輩のレオナ・ペタスがK-1チャンピオンになったことで、どんな刺激を受けましたか?
「レオナさんとは一緒に練習しているので、自分がやっていることは間違ってないという自信にもなりましたし『俺も早くKrushを獲らないといけない!』と、より一層やる気が増しました」
――レオナ選手と同じ階級で戦っていることも含めて、負けたくない気持ちや追いつきたいという気持ちはありますか?
「もちろんです。レオナさんとスパーリングしていて、自分より強いと分かっているのに、やられるとめちゃくちゃ悔しいんですよ。だからいつかレオナさんに追いついて、追い越したいと思っています。レオナさんと同じ練習をしているだけでは差が縮まらないので、もっともっと練習やってやるという気持ちですね」
――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。
「前々回はKO負け、前回は不甲斐ない試合をしてしまいました。まだ皆さんの期待・応援に応えられていないと思うので、今回はそれに応えられるような試合内容で勝ちます」