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「K-1 WORLD GP」12.3(土)大阪<公開練習>前代未聞!?打ち上げ花火を◎◎で受け止める!壬生狼一輝が“優勝祈願・厄払い◎◎爆破”に挑戦「憧れの存在を超えてK-1王者になる。それがワシの夢じゃ!」

 静岡・力道場静岡にて12月3日(土)エディオンアリーナ大阪で開催される「 K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」の[初代K-1バンタム級王座決定トーナメント一回戦/3分3R・延長1R]でサンベル・ババヤンと対戦する壬生狼一輝が公開練習を行なった。

 壬生狼は2021年3月に第7代Krushバンタム級王座を戴冠。同年5月のK-1バンタム級日本最強決定トーナメントで準優勝を果たすなどK-1バンタム級の中心選手として活躍を続けてきた。12月のK-1大阪大会では決勝を争った黒田斗真とのリマッチに敗れ、今年3月には池田幸司にも敗れてKrush王座からも陥落。3連敗を喫していたが、8月のK-1福岡大会で峯大樹を下して復活の狼煙を上げると、初代バンタム級王座決定トーナメントへの出場が決まった。
 この大一番に向けてミット打ちを披露した壬生狼だったが、ハードな練習の疲れからか動きにキレがなく、パンチを打ったあとにバランスを崩して倒れこんでしまう有様だ。ミットを持つ深澤会長も「怪我するぞ、お前!」と怒りを露わにし「厄除けするか?」と問いかける。その問いに壬生狼も「先生!厄払いお願いします!」と応え、おもむろに道場の外へと向かった。

 壬生狼が向かった先には地面に板が敷かれ、そこに打ち上げ花火が設置されている。壬生狼は「これから厄払いの儀式を行う!よく見とけ!」と打ち上げ花火にまたがり「バッチコーイ!」と絶叫。勢いよく打ち上げられた火花をケツで受け止めると「これで厄も払えた!ワシがトーナメント優勝じゃ!」と絶叫。こうして“優勝祈願!厄払い肛門爆破”の儀は幕を下ろした。(※壬生狼曰く「あれは気合い入れと厄除けをかねてやったものじゃ。熱くないのか? ワシは熱くない。でもみんなは真似をするな!」)
 改めてインタビューに応じた壬生狼は8月の峯戦を振り返り「勝ちという結果はうれしかったが試合内容は全然じゃ。ただとりあえず勝利を掴んだから、ここからガーッと駆けあがる。(崖っぷちだった?)崖がどこか分からんくらい崖っぷちだった。勝因はここで負けたら終わりという気持ちじゃ。それが相手よりワシの方が強かった。そう思っとる」と語る。

 トーナメントのオファーを受けた時の心境は「素直にうれしかった」。K-1のベルトは壬生狼が高校生の頃から憧れていたものであり「ワシがKrushのベルトを獲って、K-1で日本最強決定トーナメントが開催されて。自分がバンタム級を盛り上げてきた第一人者という自負もある。だから初代王者を決めるトーナメントに出場できることは本当にうれしいんじゃ」と続けた。

 一回戦で対戦するのは2度目のK-1参戦となるWKN世界バンタム級(-53.5kg)王者のサンベル・ババヤン。初来日となった2019年のスーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントでは晃貴からハイキックでダウンを奪ってハンチ勝利し、3位に輝いている実力者だ。壬生狼も「馬場さん?ババヤンか。晃貴選手にも勝っとるから強い選手だと思っとる。ハイキックには警戒しとる」と油断はない。
 トーナメントの勝ち上がりによっては準決勝で過去に2度敗れている黒田との3度目の対戦、決勝で兄貴分・石井一成との対戦する可能性がある。壬生狼は黒田・石井との対戦にかける想いを語った。

「ブラックパンサー黒田とは日本最強決定トーナメントの決勝でKO負けして、同じ年の大阪大会でも負けた。ワシはライバルと思っとるし、一緒にバンタム級の知名度をあげてきた存在じゃ。次やることになったら三度目か。もう勝つしかないやろ。決勝で一成くんと当たることになったらドンと来いって感じじゃ。(ライバル心は?)決勝までいけば必ず当たるから、敵対心を持ってやらんといかん。いつも試合前は一緒に練習しとるが、今回練習はNGじゃ。(石井はどんな存在?)兄貴分という存在じゃ。実の兄弟じゃないけど、そのくらいの関係じゃ。小さい頃から目標にしていた選手じゃが、その存在を超えて、ワシが必ずK-1チャンピオンになる。憧れを超えてチャンピオンになる。それがワシの夢じゃ!」

 最後に壬生狼は「誰が優勝したら面白い? ワシは面白いことが好きじゃ。ワシが優勝するのが面白いじゃろ? どうですか!お客さん!」とメッセージを残し、闘魂を燃やし続けた。
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