match result

試合結果

メインイベント(第10試合)/【株式会社 東亜工業所 Presents】Krushライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

    所属ジム
    K-1ジム総本部チームペガサス
    ザウルスプロモーション
    戦歴
    23戦 15勝(7KO) 8敗 0分
    57戦 32勝(3KO) 21敗 3分 1無効試合
    生年月日
    1994.4.18
    1991.9.11
    身長・体重
    180cm ・ 62.5kg
    173cm ・ 62.5kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    福岡県北九州市
    東京都足立区
    SNS

review

試合レビュー

昨年8連勝でKrushライト級王者となった瓦田だが、チャンピオンとして初戦となった今年2月のK-1では篠原悠人に判定負け。今回が初防衛戦となる。挑戦者の大沢は2009年からKrushに参戦し、30歳にしてこれが50戦目となるベテラン。大沢にとっては今回がKrush王座3度目の挑戦であり、「これが最後のチャンス」と意気込む。両者は2020年12月に対戦し、瓦田が延長判定勝利を上げている。

1R、大沢のグローブタッチに瓦田は応じず試合開始。大沢は右ローを入れ、左フックを顔・ボディと振るう。瓦田のローを大沢は手でキャッチしてしまい、レフェリーから注意を受ける。瓦田はガードを落とさず、大沢のフック上下打ちをブロックしてローとパンチを返す。

2R、瓦田は圧力を強めて前に出る。大沢がこれを押し戻してボディフックを放つが、瓦田はブロックで弾き、自らも大沢にボディフックを返す。左ローを効かせる瓦田。大沢も右ローを返す。瓦田は右ストレート、アッパーとヒットを増やすが、大沢はもっと来いと呼び込む。


3R、両者リング中央で打ち合いを展開。そこからコーナーまで追い詰めた瓦田は右クロスで大沢をヨロめかせる。大沢はここから逃れて三日月蹴りとボディフック。瓦田がミドルを入れても大沢はこの蹴りを手で払って前進しボディフックで瓦田を削る。そして大沢が左ボディから瓦田をプッシュして左ハイキックを放つと、これで瓦田がダウン。瓦田は立ち上がって挽回に向かうも力が入っておらず、終了のゴング。判定は30-28、30-28、30-27の3-0で大沢。プロ50戦目で遂にベルトを手にした。

大沢のマイク
「第7代Krushライト級王者・大沢文也です。夢のようで、ジムのみんな、サポートしてくれたトレーナー、本当にありがとうございます。スポンサーの方、先輩・後輩、仲間のみんな、おめでとうございます。Krush王座に初めて挑戦したのが10年前で、そこでベルトを取れず、K-1(ライト級世界最強決定トーナメント)の決勝でも負けて、またKrushのタイトルマッチでも負けて。ずっと1番取れなかったんですけど、ようやくチャンピオンになれました。でも泣かないです、僕は簡単には泣かないです(笑)。お礼を言いたい人はいっぱいいるんですけど、同じジムの寺島輝、龍華、本当にありがとう。龍華、今年か来年、このベルトを懸けてタイトルマッチやろう。で、ジムで一番強い、寺島輝がスーパー・ライト級で上に行くので、寺島と龍華をみなさん覚えて帰ってください。それとタイトルマッチ予想でオレが負けるとか言ってた選手、みんなクソくらえ、俺がチャンピオンだ!」

■試合後の大沢文也のコメント
「(今の心境は?)うれしいんですけど、まだ信じられないです。本当にうれしいです。(試合展開を振り返って)効いたパンチは1つしかないです。多分2Rなんですけど、ジャブをもらって顎が変な感じになりました。(2度目の対戦だったが)こないだよりはやりやすかったです。今回、足を使わないって言ったじゃないですか? この相手に関してはこっち(足を使わない)の方がよかったと思います。(手応えのあった攻撃は?)ボディとローキックです。熱くなっちゃって大振りになりましたけど。ホントはもっと前に出たかったけどヒザ蹴りが怖くて出れなかったです。(ダウンを奪った左ハイキックは?)全く狙ってないです。でも左ハイは練習からずっとやってるんですよ。相手を押してハイキック。あれは練習で必ずやるんです。狙ってはないけど身体で覚えていたんで出ましたね。

(あの時点で相手のダメージは感じていた?)ローはちょっと効いたかなと思いましたが、ローじゃ倒れないと思いました。ちょっと距離が遠くてローを蹴れなかったです。なんで全然相手も余力はあると思ってました。(本戦で終わらせたかった?)本戦で決めたかったですけど、正直『これは延長になるな』と思ってました。(ベルトを獲った心境は?)まだ信じられないです。その一言です。夢なのかな、みたいな。(これからはベルトを守る立場だが?)言いたいことがいっぱりあるんですけど忘れました(笑)。僕はアンチばっかりで『早くやめろ!』って言われるんですけど……年齢は只の数字です。30歳からでもスタートラインに立てたんで。ここからです。

(今からやりたいことは?)炭水化物食べたいですね。おにぎりかチャーハンっすね(笑)。(ベルトはどうする?)なくしちゃいそうなんでジムに置いておこうかな。(ベルトを持ったまま帰る?)それはしないっす。若い時にそれをやっている選手を見て気持ち悪っ!と思ったんで、やめておきます(笑)。(ファンのみなさんへのメッセージ)変わらず応援してくれるファンのみなさんありがとうございます。今日チャンピオンになったんですけど、僕のことより寺島輝と龍華のことを覚えて帰ってください。2人はめちゃくちゃ強いんで」

■試合後の瓦田脩二のコメント
「とにかく悔しいです。(試合展開は想定外だった?)想定内のところもあれば、もっとこうしておけばよかった思うところもありました。(左足を痛めているようだが?)三日月蹴りを蹴った時に肘に当たって多分折れてると思います。1Rだと思うんですけど…ただ試合には関係ないです。(かなりボディブローをもらっていたが?)ダメージはなかったんですけど、あれで歓声があがって イメージが悪いと思って焦ってしまいまいた。(ダウンになった左ハイは?)全然見えなくて、予想もしてなかったんで、やられたなって思います。(ここからどう巻き返したい?)もう一度ベルトを取り返さないといけないし、また一からと思ってやってきた初っ端で負けちゃって…とにかく反省点ばかりです」

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動画

試合情報

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大会名
2022年4月30日(土)Krush.136
日程
2022年04月30日(土)
会場
後楽園ホール
選手
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