match result

試合結果

第6試合/第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R

    所属ジム
    スクランブル渋谷
    チーム・タイガーホーク
    戦歴
    33戦 18勝(9KO) 13敗 2分
    17戦 5勝(2KO) 11敗 1分
    生年月日
    1994.5.26
    1997.10.21
    身長・体重
    165cm ・ 55.0kg
    167cm ・ 55.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    埼玉県久喜市
    宮城県柴田郡柴田町
    SNS

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試合レビュー

 3連勝と好調で今回の試合に臨む小倉は昨年亡くした母にベルトを捧げる約束をしており、強い思いでトーナメントに臨む。内田は前回、他団体王者である三井大揮をKOしてトーナメントにエントリーを決めた。

 1R、小倉は前に出てプレッシャーを掛ける。これに対し内田は鋭いワンツーを飛ばし、切れ味ある左ミドル、左インローも繋げる。小倉がそれでも出ようとすると内田は右ストレート、左フックのカウンターで脅かす。ならばと小倉は右カーフキック(膝から下・ふくらはぎを蹴るローキック)。これに足応えがあったか、小倉はローと左フックの波状攻撃で迫る。内田も左ハイ・左ミドルと高低差をつけた蹴りで対抗する。

 2R、距離を詰めて攻める小倉だが、ここで頭部がバッティングになってしまい、内田にインターバルが取られる。しかし再開した直後、内田はワンツーを効かせ、そこからさらに右ストレートを連続して打ち込みダウンを奪取。小倉は立ち上がるも右目周辺から出血が見られる。さらに迫りくる小倉に対し内田は掛け蹴り、フットワークで対処する。だが小倉は距離を詰めて左ストレート、ボディ打ちで内田を削る。

 3R、小倉は前に出て左ボディを打ち込むが、内田はその打ち終わりに右ストレート。小倉は攻める姿勢を変えず、右アッパー、右フックと連続で当てる。小倉は追い足を落とさない。そして左ストレート、左ボディ、左フック、右ストレートと小倉はヒットを増やしていく。劣勢の内田だが、フットワークとボディワークで何とかダウンは喫せず終了のゴングを聞く。判定は29-28、29-27、29-28の3-0で内田。実力者小倉を降し準決勝に進んだ。

内田のマイク
「今回の試合、俺が勝つなんて思った人いないでしょ。でも俺は覆します。今年のKrushの主役は俺です。ありがとうございました」

■試合後の内田晶のコメント
「小倉選手はすごく気持ちが強くて、気持ちが折れずに勝ててよかったです。(後半は下がっていたように見えたが?)ポイントを取ったから(下がって)勝つという気もなくて、相手のプレッシャーがすごくて、意地でも倒れないと思って戦いました。課題も見つかった試合です。(準決勝・決勝の抱負は?)僕が優勝する可能性が一番低いと言われていると思いますが、自分が東北在住初のチャンピオンになりたいと思います」

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試合情報

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大会名
2021年8月21日(土)Krush.128
日程
2021年08月21日(土)
会場
後楽園ホール
選手
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