match result

試合結果

セミファイナル(第7試合)◎Krushウェルター級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    TEAM3K
    谷山ジム
    戦歴
    16戦 9勝(5KO) 6敗 1分
    68戦 40勝(14KO) 22敗 6分
    生年月日
    2001.7.2
    1988.11.5
    身長・体重
    180cm ・ 65.0kg
    174cm ・ 67.5kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    大阪府大阪市
    新潟県胎内市
    SNS

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試合レビュー

 昨年は木村"フィリップ"ミノルやジョーダン・ピケオーとも拳を交えた近藤。対するはウェルター級の実力者・山際だ。1R、近藤は懐を深くして山際のロー、ミドルを空振りさせる。そして左インロー、左ハイと山際に放つ。リーチで上回る近藤はジャブ・右クロスとパンチを出し始め、徐々に距離感を掴んでいく。山際は右ミドルを返してヒット。しかし近藤は右ストレート、左フックと当て、山際の右ミドルにも右ストレートをカウンターを合わせる。

 2R、左右のローを入れて接近せんとする近藤。山際は距離を取ろうとするが、近藤は蹴りをスウェーでかわし、さらにミドルにカウンターの右ストレートを飛ばして山際を下がらせる。ここで山際の蹴りが近藤の下腹部に入ってしまいインターバルが取られる。再開すると近藤はペースを崩さず、蹴りをカットして蹴りやパンチのリターン・カウンターで山際を押しこんでいく。

 3R、近藤は蹴りをカットしながら前に出てワンツーで山際を襲う。ここで再び山際の蹴りがローブローとなってしまう。近藤は再開後も蹴りをカットしながらプレッシャーをかける。ジャブと右ローを浴びせる近藤だが、山際も大崩れはしない。しかし近藤が左ハイ、ストレート気味のジャブを当て、山際の蹴り終わりに右ボディフックからの右ストレートを打ち込みダウンを奪う。立ち上がった山際に近藤はKOを狙うが、再びクリーンヒットは得られず試合終了となる。判定は30-28、30-27、30-27の3-0で近藤。苦闘の2019年を乗り越えて、2020年の初陣で勝利を得た。

■試合後の近藤魁成のコメント
「(試合を振り返って?)今回、KOできなかったんですけど、3分3R通じて、距離とか勉強できたところもあったんで、いい経験になりました。(最後にダウンを取って、倒すつもりだった?)倒そうと思ってたのと、あとは3分3R戦って、ダウン取れたのはよかったです。(相手が粘り強く攻めてきたことについては?)山際選手は距離が遠いので、粘り強かったというか、巧かったっていう印象ですね。

(巧い相手に対して、ある程度戦えた?)そうですね。KOできる選手になりたいっていうのがあるんですけど、安定感という強さがほしかったんで。そういう部分では、ああいう戦いかたになって仕方がないと思うので。(3分3R戦うのがテーマだった?)そうですね。僕自身、キャリア自体がまだ長くないので。これから強豪選手に勝っていかないとダメなので、その経験としてこういう試合をしました。

(セコンドから「課題」という言葉が飛んでたが?)安定感と、KOだけじゃなくて、それ以外の自分の強さを見せたかったんで。それがお兄ちゃんの言ってた課題ですね。100点ではないですけど、ダウンは取れたんで、最低限クリアはできたと思います。

(ウェルター級は適正?)昨日(の計量)は、ピケオー選手の試合が終わり、去年はリラックスして普段の体重が増えただけなんで。全然関係なく、67.5がベストです。あと、僕、You Tubeの個人チャンネルを始めたんで(笑)。おもしろいことをして、K-1を広げていくので、よかったら観てください」

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動画

試合情報

BRAND
大会名
2020年3月28日(土)Krush.112
日程
2020年03月28日(土)
会場
後楽園ホール
選手
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