match result

試合結果

トリプルメインイベント第1試合(第7試合)/第4代Krushバンタム級王座決定戦/3分3R・延長1R

    所属ジム
    K-1ジム総本部チームペガサス
    K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
    戦歴
    34戦 11勝(4KO) 19敗 4分
    25戦 14勝(5KO) 10敗 0分 1無効試合
    生年月日
    1994.12.12
    1998.3.27
    身長・体重
    168cm ・ 0.0kg
    160cm ・ 55.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    静岡県静岡市
    鳥取県米子市
    SNS

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試合レビュー

 同郷の先輩で憧れの存在である武尊の後を追い上京してきた晃貴と、Krush2戦目にして大きなチャンスを得た萩原による第4代Krushバンタム級王座決定戦。晃貴のセコンドには武尊がつく。

 1R、リングを回る萩原に対し、晃貴はグイグイと前に出て、威力を感じさせる右・左のフックを振るう。これに対し萩原はジャブを細かく突き、晃貴のプレッシャーを受けないようにする。ジャブとリングを回るフットワーク&ポジショニングで晃貴の照準を外す萩原。ミドル、ローと放ち晃貴をとらえる。

 2R、萩原のミドルに晃貴はすぐローを返す。晃貴は右クロスを強振し、これで萩原をとらえる。晃貴は一層圧力を増して前に出る。対する萩原もフットワークでリングを回ることを止めない。そして右ハイキック・前蹴りを当て、晃貴とのパンチの打ち合いにも応じる。これに対し晃貴は右・左のフック、右ストレートとパンチを主体に戦う。

 3R、蹴りの後でバランスを崩した萩原に晃貴は左右のフックで迫る。萩原も前に出て左ボディフックからストレート。晃貴は萩原が前に来たところに右ストレートをカウンターで打ち込む。技の多彩さは萩原だが、威力で勝る晃貴が印象で上回るか。萩原はワンツーから右ハイキック。そして跳びヒザ、右ストレートと晃貴を下がらせる。

 晃貴はコーナーを背にするも右ストレートを返す。右ストレート、左フックを当てる萩原だが、晃貴が前に出る圧力で下がらせて試合は終了。判定は30-28、29-29、30-30で晃貴に1票入るもドローとなり、勝負は延長戦にもつれ込む。

 延長R、晃貴は接近戦で馬力を発揮して萩原を押す。これに倒し萩原は距離が開くとハイキックを飛ばす。蹴りのあとで足がフラつく萩原だが、前に出て右ストレートを当てる。圧力のある晃貴を受け止め、押して下がらせる萩原。だが晃貴は接近際に右ストレートを当てる。右ハイ、バックブローを放つ萩原だが当たらない。攻撃に蹴りを織り交ぜる萩原に対し、晃貴はやはりパンチ主体で戦い終了のゴングとなる。判定は3者10-9で晃貴。武尊の後を追い、Krush王者の夢を成し遂げた。

晃貴のマイク
「今日はたくさんの応援ありがとうございます。自分1人の力じゃ獲れない、ジムの代表や仲間に鍛えてもらって獲れたベルトです。本当にありがとうございます。……何言えばいいか分からないですね(笑)。僕はまだ一度もK-1に出たことがないので、6月両国のK-1に出させてください。お願いします。たくさんの応援ありがとうございます。押忍。喋るのが得意じゃないんでこの辺で失礼します。Krushのチャンピオンになって武尊くんに肩車してもらって写真撮るの夢だったんでいいですか?(※このあと武尊に肩車されて記念撮影を行った)」

■試合後の晃貴選手のコメント
「(試合を振り返って?)チャンピオンになれて夢みたいな感じですね。(対戦前と相手の印象に変化は?)気持ちが強くて、殴り合っていて楽しかったです。最後は気持ちでした。(自分のペースになかなか引き込めなかったと思うが?)相手は思ったとおり、うまくてやりづらかったですけど、最後は気持ちでいけたかなという感じです。(武尊選手からは試合後に何か?)本当に良かったねって言われました。『チャンピオンになれると思わなかった』って言われました(笑)。(今後の目標は?)K-1に出たことがないので、武尊くんと同じ舞台で一緒に試合がしたいですね。-55kgでも試合できると思っているので。Krushのチャンピオンになれたということで、K-1でもチャンピオンになれたらいいなと思います」

■試合後の萩原秀斗選手のコメント
「(試合を振り返って?)技術云々もそうなんですけど、気持ちのほうで負けたっていうのが悔しいです。延長を取られたのは、気持ちで負けたということなので。僕も人生かけてましたけど、晃貴選手もかけていて。僕のほうに優しい部分が見えてしまい、そこは(梶原)龍児さんに指導していただきました。(対戦前と相手の印象に変化は?)とくに変わらないですね。(今後の目標は?)自分は今回タイトルマッチで負けてしまったんですけど、いまはタイトルを取るときじゃないんだなって思います。もっと揉んでもらって、僕自身ももっととんがっていかないと、Krushのベルトは巡ってこないんじゃないかと思います。次のチャンスをもらえるまで、僕も死ぬ気でやっていきます」

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動画

試合情報

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大会名
2019年1月26日(土)Krush.97
日程
2019年01月26日(土)
会場
後楽園ホール
選手
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