“全身ヒール”シナ・カリミアン、5・4『RIZIN男祭り』で皇治と対戦!体重差30kgのボクシングルールに「ルールを守れ!」挑発も
カリミアンの相手は、ISKA世界ライト級王者の皇治(TEAM ONE)に決定。この試合はRIZINスタンディングバウト特別ルール3分3Rのボクシングマッチで行われ、契約体重は98.0kg。30kg以上の体重差があるため、皇治は8オンスグローブ、シナ・カリミアンは12オンスグローブを着用となる。
皇治は、今年3月に車で走行中にハンドル操作を誤り街路樹にぶつかる事故を起こし、大破した車を残してその場を立ち去ったことが問題視されて騒動となった。禊の試合をRIZINの榊原信行CEOに直訴していたが、今回体重差のあるカリミアンが選ばれた流れだ。カリミアンは昨年大晦日のRIZIN番外地で安保瑠輝也戦以来の参戦となる。
会見で皇治は「本物の街路樹や」と苦笑すると、カリミアンは「危ないよ」と牽制。さらにカリミアンは「交通ルールを守れ」と挑発し、皇治は「お前だけには言われたくない」と反撃した。
榊原CEOは「ルールの守れない同士の戦いになったね」と大笑い。カリミアンは試合で反則が多いため、ここでは低次元の言い争いへと発展した。
試合について皇治は「大きい相手も真っ向勝負をしますよ。カエルパンチで対抗します。あとはバッティングしてやります」と反則も辞さない覚悟。対してカリミアンは「ルールは守れ」と挑発するシーンもあった。
カリミアンは昨年の安保戦でバックブローの反則をして話題になったが、今回は「守るよ」と約束。これに対して皇治は「こいつは、また違反しますよ。こいつは格闘技を出禁、俺は車の免許返納。一緒に仲良くいきますよ」と断言した。
皇治がKO負けをしたことがないことが話題になるとカリミアンは「お前は、本格的なパンチをまだもらっていない。今度の試合で分からせてやる」と宣言。
何が起こっても不思議ではない反則・違反の男同士の対決となったが、一体どんな結末が待っているのだろうか。