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「Krush.142」10.28(金)後楽園<インタビュー>倉田永輝「攻撃力・破壊力だったら、スーパー・バンタム級の誰にも負けない。ガンガン行くスタイルでベルトを目指す」

 10月28日(金)東京・後楽園ホール「Krush.142」の[Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R]で黒田勇斗と対戦する倉田永輝のインタビューを公開!

――今大会では黒田勇斗選手と試合が決まりました。オファーを受けた時の心境を聞かせてください。

「格上の相手でK-1の王座決定トーナメントに出ている選手なので、普通にうれしかったですね」

――倉田選手は2月・5月と連続KO勝利中ですが、どんな変化があったのですか?

「減量の部分で、試合に対するメンタルが変わりましたね。それまでは適当じゃないですけど、何も考えずに減量して試合をしていて…。将来のことを考えた時に、これじゃヤバイと思って考え方を変えました」

――将来のことを考えて…というのは?

「昔はとりあえず体重を落としたらゴールみたいな感覚で、試合のための練習とか準備ができてなかったんですよ。でも、そんな姿勢で選手を続けていても未来がないよなって。だったら気持ちを入れ替えて、全力で格闘技をやろうと思うようになりました。ちょうどそれが今年の頭で、K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・リザーブファイトに欠場者が出て、自分のところにオファーが来たんです。当たって砕けろじゃないですけど、こういうチャンスを逃したら選手として終わりだと思っていたし、あの試合には懸けてましたね」

――階級を上げて動きは違いますか?

「そうですね。バンタム級時代は試合前は一切動けなくて、体重を落とすためだけにやっていたのが、今は直前までしっかり練習できているんですよ。改めてバンタム級よりもスーパー・バンタム級が自分にとって適正だと思いました。もしあのタイミングでスーパー・バンタム級のオファーがなかったら、階級を上げるタイミングもなかったと思うので、あの時期に上の階級で試合ができたのは本当によかったです」

――対戦相手の黒田選手にはどんな印象を持っていますか?

「背が高くて上手い印象ですね。あとはなかなか倒れなくて判定まで粘る選手で、KOしているのが金子(晃大)選手くらいなので、自分が倒して勝ったら面白いかなと思います」

――K-1・Krushのスーパー・バンタム級の状況をどう見ていますか?

「正直に言うと金子選手・玖村(将史)選手とはまだ差があると思います。でもそれ以外の選手とは差がないと思っているので、11月のタイトルマッチ(璃明武vs永坂吏羅)の結果次第ですが、Krushのベルトを狙っていきたいです」

――倉田選手は層が厚いスーパー・バンタム級において、何を武器に勝ち上がっていきたいと思っていますか?

「攻撃力・破壊力だったら誰にも負けないので、そこで勝っていきたいですね。どれだけレベルが上がって上手くなっても、倒しにいく試合をしていきたいし、ちょっとでも隙を見せたらガンガン行くスタイルでベルトを目指したいです」
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