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「Krush.142」10.28(金)後楽園 Krush女子アトム級王者・菅原美優「K-1王者という目標に向けて、越えなきゃいけない試合」vs挑戦者チャン・リー「この日のために全てを懸けて、覚悟を決めて、この道を選んでやってきた」

 8月31日(水)都内にて、10月28日(金)後楽園ホール「Krush.142」の第1弾対戦カードが発表された。

 この日の会見で、まず発表されたのが王者・菅原美優vs挑戦者チャン・リーのKrush女子アトム級タイトルマッチだ。2人は約3年前の2019年7月の「Krush.103」で対戦。菅原がKrush3戦目、チャン・リーがKrush初戦とキャリアが浅い段階での対戦で、この時は菅原が勝利している。お互いにキャリアを積み成長した中、Krushの頂点の座を懸けて再び相まみえることになった。また、今年は6月25日にK-1初となる女子だけの大会「RING OF VENUS」が開催されたが、K-1、Krush含めてこれが同大会以来の女子の試合としても注目が集まる。

 同王座を2度防衛している王者の菅原だが、K-1女子大会では初代K-1女子アトム級王座決定トーナメントに出場し、決勝戦でパヤーフォン・アユタヤファイトジムに敗北。今回が仕切り直しの一戦だ。同トーナメントを「いろんな面で大きく成長出来た1日でもありましたし、また自分を見つめ直すいい機会になったなと思います」と振り返った菅原。試合後は格闘技と向き合い自分が成長するための時間に費やしてきた。

 獲り損ねたK-1女子アトム級王座を目標にしていることに変わりはない。そのために「また一つ越えなきゃいけない試合が来たなっていう感じですね」と、この防衛戦という壁を乗り越えて、再び目標への到達を目指す。

 対する挑戦者のチャン・リーはK-1女子大会では紗依茄にKO勝利。その実績が認められての今回の挑戦だ。「ついにこの時が来ました。この時のためにやってきました。この日のために練習してきました。この日のために今まで試合をしてきました。絶対に掴み取ります」と、会見でも決意に満ちたコメントを発表。

「この試合を組んでくれたことに感謝の気持を持ちながら、この日のためだけにやってきたんで、自分で自分の物語を作っていこうと思います。自分が主役だし、自分が一番ハッピーになる試合をしていこうと思っています」と、この日の主演女優の座を菅原には渡さない考えだ。

菅原美優
「前回負けてしまって、K-1のベルトには届かなかったんですけど、もう一度そこにチャレンジするためにはひとつ一つ超えていかなきゃいけない壁があるなと思っているので、ここをしっかりいい勝ち方をして、またチャンスを貰えたらなと思っています。(タイトルマッチのオファーが来た時の心境は?)特に思うことはなく、またそのK-1のベルトという目標に向けて、また一つ越えなきゃいけない試合が来たなっていう感じですね。

(6月のK-1のトーナメントを振り返って?)本当にいろんな面で大きく成長出来た1日でもありましたし、また自分を見つめ直すいい機会になったなと思います。(トーナメント以降、どういうことを意識して練習を続けているか?)試合前は自分の中で勝って一区切り着けたかったんですけど、負けてしまったということで、正直もうちょっと次の試合までに時間を空けて、もっと格闘技と向き合う時間が欲しくて。なんだかんだ試合・相手が決まるとその人に合わせた練習になっちゃうので、試合が決まらない間は、相手どうこうや勝ちに徹する練習というよりも、自分がもっと強くなるため、成長するための時間を作ってましたね。

(3年前に1度対戦しているが、前の戦いを振り返ってどんな感想を持っている?)あの時はお互いまだ未熟だったなっていう部分がたくさんあるんで、成長した段階でまた一緒に試合出来るのは凄く嬉しいなと思います。(初戦の時は組みが多かったという印象があるが、今戦えばああいう試合にならないという自信はある?)そこはお互いしっかり成長していると思います。(防衛戦ということに関して思うことは?)特にないですね。チャンピオンでいる以上、Krushでの試合は防衛戦以外ないので、特に何も思ってないですね。

(チャン・リーは試合をした後はどういう存在?)特にないですけど、お互いそこからスタートしたというか、そういう関係?(笑)。でも、同じラインからスタートした選手同士だなと思っています。(タイトルマッチで、興行のメインを締めることになると思うが、この試合をどういう試合にしたい?)自分の目標はもっと高いところにあるので、そこに挑戦してもいいって思ってもらえるような試合を見せなきゃいけないなと思っています。(今日は中村P不在で隣同士。相手から感じることはある?) 近いなっていう(笑)。不思議な気持ちですね。

(6月のK-1女子大会が終わってから、これが初めての女子の試合。今後のK-1女子という意味でも重要な試合になると思うが、どんな試合をしないといけないと考えている?)あの日も全選手が勝負の1日だったと思うんですけど、またああいう大会を開いていただくためには、やっぱりこっからも1試合1試合が勝負だと思うんで、自分に限らずいろんな女子選手全員が。そういう面でも男子に劣らない魅せる試合をしたいなと思っています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)しっかり成長した姿を見せて、しっかり勝って、6月はみんなを喜ばせられるように頑張ります。応援よろしくお願いします」

チャン・リー
「ついにこの時が来ました。この時のためにやってきました。この日のために練習してきました。この日のために今まで試合をしてきました。絶対に掴み取ります。(タイトルマッチのオファーが来た時の心境は?)さっきも言ったんですけど、ついに来たかって感じです。この日のために全てを懸けて、覚悟を決めて、この道を選んでやってきたんで、率直に嬉しい気持ちとやってやるっていう気持ちが出ました。

(6月のK-1女子大会での試合を振り返ってみてどうだった?)直接K-1のベルトには絡めなかったんですけど、ああいう勝ち方をして、見てくれている人は本当に見てくれているんだなって思いました。応援してくれる人はもちろん嬉しいんですけど、K-1サイドの内部の人から、タイトルマッチを組んでもらって認められたっていうことは凄く自信にもなるし、めちゃくちゃ感謝しています。(K-1 JAPAN GROUPで初のKO勝ちだったが、どんなところが良かった?)どこが良かった、ここが良かったっていうのはないんですけど、分かりやすく言ったら自分が出せた試合になりました。

(3年前に1度対戦しているが、前の戦いを振り返ってどんな感想を持っている?)Krushの初めての相手が菅原選手だったんですけど、あの時は負けてもちろん悔しかったですし、でもあの日があったからここまで頑張ってこれたのも事実なんで、Krushの初戦が菅原選手で良かったなと思っています。(初戦の時は組みが多かったという印象があるが、今戦えばああいう試合にならないという自信はある?)組みが多い試合はつまんないんで、それはないと思います。(このタイミングでのタイトルマッチは自分にとってベストのタイミング?)ベストですし、あと2カ月ないんですけど、よりベストに持っていきます。

(今の菅原はどういう存在?)チャンピオンベルトを持った人です。(タイトルマッチで、興行のメインを締めることになると思うが、この試合をどういう試合にしたい?)この試合を組んでくれたことに感謝の気持を持ちながら、この日のためだけにやってきたんで、自分で自分の物語を作っていこうと思います。(今日は中村P不在で隣同士。相手から感じることはある?)オーラは感じます。見えます。(6月のK-1女子大会が終わってから、これが初めての女子の試合。今後のK-1女子という意味でも重要な試合になると思うが、どんな試合をしないといけないと考えている?)見てくれている人たちのK-1・Krushだと思うんで、その人たちに楽しんでもらえるような試合はもちろん、自分が主役だし、自分が一番ハッピーになる試合をしていこうと思っています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)10月28日は私が勝ちます。応援よろしくお願いします」
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