「K-1甲子園2023・東日本予選」7.30(日)東京・GSP 激戦区-55kgを制したのは高見海凪、-60kgはPOWER OF DREAM所属・森川絆、-65kgは2年連続出場・猪瀬尚希が優勝 北海道勢が躍進
K-1甲子園は“高校生日本一”を決める大会で、これまで数々のプロ選手を輩出。今年も東日本・西日本の両地区で予選トーナメントを実施し、予選トーナメントの成績優秀者による決勝トーナメントで日本一の座を争う形で行われる。(※大学生日本一を決めるK-1カレッジは9月にワンデートーナメント形式で開催)
この日は東日本予選として-55kg・-60kg・-65kgの3階級でトーナメントが行われ、K-1甲子園2023・K-1カレッジ2023応援サポーターの小浜桃奈さん、PR大使の大久保琉唯がリングサイドで見守る中、9月3日(日)に行われる決勝大会(東京・新宿FACE)への出場権をかけてプロ顔負けのハイレベルな試合が続出した。
18選手が出場・激戦区となった-55kgは、第14回K-1アマチュア全日本大会・チャレンジAクラス優勝の永谷龍希、第8代Krushライト級王者・里見柚己と練習を重ねる高見海凪、K-1アマチュアで3回の優勝歴を誇る小野寺隼、強烈なボディブローで2連続KO勝利で勝ち上がったPOWER OF DREAM所属の加藤一虎がベスト4に進出。準決勝で永谷をボディへの攻撃でKOした高見と加藤との接戦を制した小野寺が決勝で対戦することになり、激しい消耗戦の末に高見が小野寺を判定2-1に勝利して、トーナメントを制した。
-60kgには9選手が出場し、決勝はともにジュニア(中学生)時代にK-1アマチュアの全日本大会で優勝歴がある森川絆(第11回)と安藤大樹(第13回)が対戦。前に出る安藤にタイミングよくパンチを当てた森川が判定勝利を収めた。(※なお森川は試合中の負傷により、表彰式を欠席)
8選手が出場した-65kgは、ベスト4のうち3選手が北海道在住の選手(清水龍一・船木凌駕・松井翼)となるなか、2年連続出場の東京・猪瀬直輝が決勝で清水を下して優勝を果たした。各階級の上位入賞者は以下の通り。
優勝 高見 海凪(神奈川/神奈川県立横浜旭陵高校2年)
準優勝 小野寺 隼(栃木/宇都宮短期大学附属高校3年)
3位 永谷 龍希(神奈川/横浜修悠館高校2年)
加藤 一虎(東京/飛鳥未来高校3年)
優勝 森川 絆(千葉/立志舎高校2年)※試合中の負傷により、表彰式を欠席
準優勝 安藤 大樹(東京/足立新田高校1年)
3位 髙尾 凌生(東京/目黒日本大学高校2年)
上野 奏貴(北海道/北海道恵庭北高校2年)
優勝 猪瀬 尚希(東京/都立中野工業高校3年)
準優勝 清水 龍一(北海道/北海道江別高校3年)
3位 松井 翼(北海道/札幌新陽高校3年)
船木 凌駕(北海道/札幌静修高校2年)