ブタザは、元Enfusionスーパーフェザー級(-67kg)世界王者で、22年からONEで活躍。同年5月にはダビッド・キリアから勝利して注目を集め、シッティチャイ、モハメド・シアサラニに敗北もフルカン・カラバフ、ドミトリー・チャンゲリア、ジェームズ・コンデを破り3連勝と本来の実力を発揮している。24年12月にシュートボクシングで海人の相手に浮上するも、ケガで流れてしまった。ファン待望のトップクラスのファイターが、K-1のリングに上がる。
璃久は、投げ技・立ち関節技有りの打撃格闘技シュートボクシング(SB)で実績をあげ、2023年7月のKrushでK-1グループに初参戦。空手出身の森田奈男樹と対戦して、2Rに右フックでKO勝ち。12月にK-1へ初参戦し、アビラル・ヒマラヤン・チーターから判定勝利。24年3月にK-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント開幕戦でデング・シルバと対戦もTKO負け。仕切り直しとなった5月のKrushでは藤村大輔から判定勝ちも8月は小田尋久に敗北。11月のKrush名古屋大会では匡志YAMATOから勝利した。
1R、サウスポー構えのブタザは、右ローキックで攻撃。璃久はワンツーを繰り出すも、届かず。ブタザはローキックからヒザ蹴り。璃久は右から左のパンチを放つも、ここも当たらない。ブタザはヒザ蹴り。璃久は周りながら右の攻撃を当てたいも、なかなかペースを掴めず。
2R、右構えにスイッチしたブタザは、前蹴りで突き放す。璃久は右のパンチで襲いかかり、顔面にかすめる場面も。ブタザは左のパンチ、ヒザ蹴りをヒット。飛び二段ヒザ蹴りを放つブタザ。璃久は、右のパンチを入れてバランスを崩させる。璃久は右ボディストレートを顔面に当てて追い込んでいく。
3R、ブタザはヒザ蹴り、右、左のパンチを放つ。さらに前蹴りのダブルで攻撃して、アグレッシブに攻めていく。璃久は右のパンチを狙う。ブタザのローキックが入る。璃久はローキックでダメージを与える。そして璃久は、右のパンチを合わせる。最後は打ち合いとなり、どちらも引かない。判定は2-0で璃久が勝利を収めた。