第21試合/K-1 WORLD MAX 2024 -70㎏世界最強決定トーナメント・開幕戦/3分3R・延長1R

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試合結果

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オウヤン・フェン / Ouyan Feng

判定3-0
30:26/30:26/30:26

パスカル・シュロス / Pascal Schroth

所属ジム: 天津阿福ファイトクラブ/CFP; Martial Arts Academy

戦歴: 29戦 27勝(8KO) 2敗 0分; 76戦 54勝(33KO) 18敗 3分 1無効試合

生年月日: 1997.10.10; 1993.9.15

身長・体重: 181cm ・ 70.0kg; 185cm ・ 70.0kg

ファイトスタイル: オーソドックス; オーソドックス

出身地: 中国・安徽省; ドイツ・ブレーマーハーフェン

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試合レビュー

　オウヤンは中国70kg最強の呼び声が高い強豪ファイターで、23年7月の武林風では武林風70kg級チャンピオンのアナトリー・モイセーエフをKOして同級王者に。昨年12月の「K-1 ReBIRTH.2」では、[K-1 WORLD GP スーパー・ウェルター級タイトルマッチ]で和島大海（日本/月心会チーム侍）をKOして同級王者を獲得した。

　シュロスは、“ブレーメンの暗殺隊”のニックネームを持つドイツのベテランで、謎の白マスクを被るミステリアスなファイターだ。73戦とキャリアが豊富で、52勝のうち32KOをマーク。WKU世界でキックルールとムエタイの2階級をそれぞれ制覇しており、強烈なミドルキックとヒザ蹴り、ハイキックで相手を追い込むのが特長だ。

　1R、シュロスはカーフキック。オウヤンは回りながらローキック、さらに右のパンチ。打ち合いでシュロスは右、オウヤンは右でKOを狙う。オウヤンはボディ打ち、シュロスは右から左を返す。シュロスは右ヒザ蹴り、オウヤンは左ボディ、右の強打で攻撃。奥足へのローキックでダメージを与えるオウヤン。シュロスはスーパーマンパンチ。オウヤンは飛びヒザ蹴りからの右で攻め込んだ

　2R、オウヤンはジャブから右。シュロスは左ミドルキック。オウヤンは右から左のパンチで攻撃。シュロスは前蹴り、右のパンチ。オウヤンは左ハイキック。シュロスのヒザ蹴りに対してオウヤンの右が入り、ダウンを奪う。立ち上がるシュロスにボディ打ちのオウヤンは、アッパー、ボディ打ちで追撃する。シュロスは攻め手がないか、攻撃を受ける場面が目立った。

　3R、オウヤンはジャブからボディ打ち。シュロスは左の蹴りを出すも、オウヤンの右、左ボディを受けてしまう。オウヤンはパンチをまとめる。シュロスは回りながらローキック、さらにヒザ蹴りをボディへ。オウヤンが右フック、シュロスは蹴りを返すも不発に。判定は3-0でオウヤン。MAX本選へ進んだのは、オウヤンだった。

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