match result
試合結果
第20試合/K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
- 所属ジム
- K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM
- K-1ジム五反田チームキングス
- 戦歴
- 27戦 25勝(13KO) 2敗 0分
- 31戦 24勝(12KO) 7敗 0分
- 生年月日
- 1997.1.29
- 1999.1.8
- 身長・体重
- 171cm ・ 56.0kg
- 168cm ・ 55.0kg
- ファイトスタイル
- オーソドックス
- オーソドックス
- 出身地
- 千葉県習志野市
- 大阪府堺市
review
試合レビュー
1R、鋭い左右ストレートを見せる金子に左フックで応戦の玖村。金子は左ボディから左フックのダブル。金子は左右のストレートから右ヒザを突き上げる。両者リングの中央に陣取り、足を止めてパンチを交換。金子はヒザ、右ローを散らすと、玖村は左ボディを深く突き刺す。金子はボディが効いたか手数が止まるが、玖村の左フックに合わせた右フックがクリーンヒット。玖村も左フックを直撃させる。
2R、金子が左ジャブから右ロー。玖村の左足がやや流れると、金子のワンツーで玖村の動きが止まり、追撃の左フックで玖村からダウンを奪う。再開後に玖村も右を返すが、金子の右ストレートが再び玖村の顔面を捉える。左右の連打を細かく当てるのは玖村。金子はガードを固め右ロー。左フックの強振を浴びせパワーで玖村のバランスを崩す。玖村がパンチのコンビネーションで前に出ると、金子はコツコツと右ロー。金子が大ぶりになると玖村が右ストレートで金子の横顔を打ち抜く。
3R、玖村が息を吹き返したか、右の蹴りを上下に散らす。踏み込む玖村は左ボディ。金子は右ローで応戦。右フック、左ボディを強振する。金子の手が止まると玖村が鋭いワンツー。金子が強い左のジャブで突き放し、玖村に距離を詰めさせない。ラスト30で玖村が右フックを強振。直線的にワンツー、左三日月で金子を攻めるも、金子もバランスを崩しながら最後まで左フックで応戦。終了のゴングを迎える。ジャッジは1者目が28-28のドローとするも、続く2者は29-28で金子の勝利を支持。2Rのダウンで勝負を決めた金子が2020年3月のリベンジを達成。そしてK-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王者のベルトを手にした。
黄金のベルトを腰に巻いた金子はマイクを握ると「2年前に負けてかめちゃくちゃ練習した。やっと決勝という舞台で戦えたのはうれしいけど、負けを経験させてくれて2年間ひたすら努力をさせてくれたK-1に感謝したい」と、最高の舞台に感謝を語った。そして「チャンピオンになったからこそ、K-1という素晴らしい団体を広めるために、熱い試合をして見せることしかできないけど、ひとつひとつできることを努力していきたい」と、王者としてK-1という舞台のために戦う覚悟を述べた。
■試合後の玖村将史のコメント
「(試合の感想は?)まず応援してくれたかたたち、ありがとうございました。決勝戦、負けてしまって。圧倒的に優勝するって言ったんですけど、優勝できなくて申しわけないなって思いです。(それぞれの試合を振り返って、試合前と後での対戦相手の印象は?)1回戦、気持ち強い選手だったんで、トーナメントということもあって1Rから倒しにいくつもりで。そういうのがハマったかなという感じでした。準決勝の佐々木選手は遠い距離からのパンチが思ったより巧かったなという印象です。
(決勝の金子選手については?)ダウン一回してしまったんで。まあ、もらっちゃったなっていう。強くなってたと思います。(1R、優勢に進めてたと思うが、2R早々にダウンをもらった要因は何だと思う?)う~ん、やっぱトーナメント3試合ということで、集中力がちょっと途中でダメだったのかなというか。その一瞬のスキだったと思います。(そのあと、あせって倒しにいこうという気持ちは?)あせって倒しにいっても倒せるファイターじゃないと思ってるので。そこは向こうもたぶん、ダウン取ったあと倒しにきてなかったと思うので。そこは崩しながら、来たところを倒そうと思ってたんですけど。
(今後も王座を目指していく?)そうですね。一日でも早くやり返したいなっていう気持ちがあって。ダウンして負けてしまったんですけど、次やったら絶対に負けないと思ってるし。結果は負けてしまったんですけど、実力で負けてると思ってないというか。いまは負けてしまったので何も言えないですけど、すぐにやり返しにいきます。
(ファンにメッセージを)今日は応援ありがとうございました。今日は準優勝になってしまったんですけど、絶対リベンジしてチャンピオンになるんで。もっと強くなって戻ってくるので、これからもっと楽しみにしててください。ありがとうございました」
■試合後の金子晃大のコメント
「(ベルトを手にした気持ちは?)やってきたことが一つかたちとして、結果として出たのかなって自信になったと思います。(それぞれの試合を振り返って、試合前と後での対戦相手の印象は?)今回、レベルの高いトーナメントだったんで、一人一人いい選手だったなっていう印象はあります。それはやる前もそうですし、やったあともいい選手だなって思いますね。
(決勝は僅差の中でダウンを奪っての勝利だったが、試合の感想は?)やっぱり、ああいうところで倒せなかったっていうのは自分の中でまだまだなところだし、そこは観てる人も思ってると思うし。やっぱ、もっともっとさらに強くなっていかないとなっていうのは思いました。(1Rに相手の攻撃が効いたと思うが、そこからダウンに持っていけたことについては?)気合いって感じですね。
(どんなチャンピオンになっていきたい?)まあ、やっぱりチャンピオンになるってことは、K-1を代表する一つのかたちとなるし、いままでよりももっともっと一回一回の試合で、結果を出していかないといけないと思うし。またすぐ切り替えて、課題を克服してもっと強くなれたらなって思います。(ファンにメッセージを)今回、自分のことを応援してくれるファンだったり、期待してくれるファンだったり、みなさん応援してくれてありがとうございました。もっともっとまだまだ強くなりたいですし、もっと期待に応えられるようにがんばっていくんで、みなさん、今後とも応援よろしくお願いします」
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2022年2月27日(日)K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~
- 日程
- 2022年02月27日(日)
- 会場
- 東京体育館
- 選手