match result

試合結果

第20試合/スーパーファイト/K-1ヘビー級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    チーム未完
    SINA ARMY
    戦歴
    28戦 21勝(11KO) 7敗 0分
    22戦 16勝(8KO) 4敗 0分 2無効試合
    生年月日
    1986.6.23
    1988.1.23
    身長・体重
    183cm ・ 0.0kg
    200cm ・ 99.8kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    大阪府大阪市
    イラン・エスファハーン
    SNS

review

試合レビュー

 第2代K-1ヘビー級王者であり、その後はボクシングに転じて数々の王座を手にしてきた京太郎。今年3月、10年ぶりのK-1復帰戦をKOで飾ると第2戦は現K-1クルーザー級王者カリミアンとの対戦となった。カリミアンは京太郎の言動に不快感を露わにし「リング上で教育する」と激闘を予告する。

 1R、まずは両者ローを蹴り合う。京太郎は無理に前へ出ず、カーフキックでカリミアンをとらえていく。カリミアンがコーナーに追い詰めると京太郎は頭を下げて組みつきクリンチしてブレイクを待つ。カーフを効かせる京太郎。

 2Rも京太郎はカーフキックを続行。カリミアンが放ったバックブローはしかし京太郎は当てさせない。京太郎はローを当てながら次第に距離を詰めていく。右ストレート・左フック・右ストレートと3連打でとらえる京太郎。さらにカーフを当てるが、カリミアンも右ローを当て返す。

 3R、京太郎は右フックを当て、再びカーフキック。だがカリミアンも京太郎の接近際にフックを強振してヒットを狙う。京太郎は打ち合いを仕掛けるが、カリミアンが逆に右ストレートをヒット。京太郎は組んで窮地を逃れる。さらにカリミアンはバックブローを繰り出しヒット。カリミアンはなおも右ストレートを当て、京太郎を挑発してさらに前進する。

 判定は29-29、30-29、29-29でカリミアンに1票入るもドロー。延長戦に突入となる。

 EXR、カリミアンは前に出てプレッシャーを掛ける。京太郎のパンチを浴びてももっと打ってこいと挑発する。京太郎はボディストレートこそ当てるが、顔へのパンチはブロックされる。だがカリミアンのバックブローを空振りさせ右ストレートを当てる。カリミアンはダッシュしてのヒザ、前蹴りで襲って終了する。

 判定は10-9(カリミアン)、10-9(京太郎)、10-9(カリミアン)と2-1で割れカリミアン。階級上の京太郎を降した。

■シナ・カリミアンの試合後のコメント
「(試合の感想は?)昨日の会見で、今日は楽しめる試合になると思っていて、実際に楽しく試合することができた。観ていたかたも楽しんでいただけたかと思う。

(対戦相手の印象は?)試合が終わったので、いまからどうこう言うつもりはまったくないが、自分自身、京太郎選手といい試合ができたと思う。ただ、試合の前に京太郎選手にさんざんSNS等で挑発されてたことがわかったので、今日はリング上で京太郎選手にリスペクトとはどういうものかということを、教えようと思った。

(ヘビー級で動いてみた感想は?)自分自身は昔からパワーに自信があって、自分が55kg程度のときも十分、大型選手とスパーリングをしていて。そういうこともあったので、相手がどれだけ大きいとかは自分にとっては関係ないことだと思った。

(いまクルーザーのベルトを持っているが、ヘビーでやっていく?)もちろんです。100kgのチャンピオンであるロエル・マナートに早く日本に来てもらって、俺と試合をしてほしい。自分は最初のクルーザー級とヘビー級、二階級制はする選手になりたい。

(京太郎選手のことを会見でピエロと言っていたが、いま着てるTシャツはジョーカー?)先ほど言ったようにいまは試合が終わったあとなのでアレですけど、試合後には彼の控え室に行ってお互いの試合を称えるようなこともあった。彼はSNS等でしっかりでいままでの挑発の謝罪をするんだと思う。(ファンにメッセージ)(日本語で)キョウハ、ホントウニアリガトウゴザイマシタ。取材陣のみなさん、関係者のみなさん、ファンのみなさん、本当にありがとう。厳しい状況の中、こんなにすばらしい会場にこんなに大勢のお客さんの前で試合ができることはうれしい。本当にみなさん、ありがとうございます」

■京太郎の試合後のコメント
「(試合の感想は?)試合覚えてないの初めてなんで、ちょっと何も言えないです。減量のせいにする気はないけど。こんな経験は初めてなんで。こんな不思議な感覚、悔しさっていうよりもしょうがないなっていう感じです。僕が強さを示していかないといけない立場なのに、相手に対してああいう試合をしてしまったというのは、自分の不甲斐なさなんで。まあ、人生こんなもんかなと。

(対戦相手の印象は?)。2mっていうのはあったんですけど、ちょっと覚えてないんでわからないですけど、負けは負けなんで。すべて受け止めなきゃなと。35歳でこういう試合をしてるっていうのが、あまりよくないなと思いました。(根本から身体作りを考える?)いやいや、向こうは100kg(以下)だったんで。100kgでやるなら、減量をどうするかっていう。もちろん、減量するのもあれなんですけど。本当にボクシングから来て、手本としてやんなきゃいけないけど、こういう試合してるっていうのが、たぶんダメなんだなって思うけど。覚えてないです、すみません。

(ファンにメッセージ)僕が話すと、やっぱり試合で見せなきゃいけないんで、ここでは話すことはないんで。またしっかりやりたいと思います。ありがとうございました」

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試合情報

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大会名
2021年9月20日(月・祝)K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~
日程
2021年09月20日(月)
会場
横浜アリーナ
選手
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