match result
試合結果
第11試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R
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試合レビュー
1R、城戸はロープ・コーナーを背にして立ち、サウスポーで構える。リーチを活かし、トゥフのローをかわしていた城戸だが、不意な1発をローブローで食らってしまい悶絶する。再開後、城戸は腕を前方に伸ばし、懐を深くしてリングを回って距離を取る。城戸がストレートを当てるが、トゥフも飛び回転蹴りを繰り出す。しかし城戸はヒザを突き上げてアゴをとらえ、続いてジャブもヒットする。
2R、城戸はローを入れてリングを回り、トゥフが振るってくるフック、バックスピンキックは見切って空振りさせる。城戸はトゥフの攻撃を空振りさせて近づき、脚へのヒザを打ち込むなどするが、トゥフも依然パワフルなフックを振りまわす。しかし城戸のロー連発にトゥフも嫌そうな表情を浮かべる。
3R、城戸は脚へのヒザ、そして顔へのヒザと攻撃を上下に打ち分ける。トゥフのパワフルなフックはかわして空振りさせ、右ローを積み重ねていく。トゥフを翻弄した城戸はボディにヒザを効かせてコーナーに追い詰め、顔にもヒザを決め、攻勢を印象づけて終了する。判定は30-28、30-27、30-28で城戸が勝利した。
試合後、城戸は「いやぁ、ジョナサン・トゥフ選手、全然倒れてくれない。ジョナサン・タフですよ!バキバキでガチガチ。話が違うよ!」とトゥフの強さを認め、“もしもシリーズ”と題して芦澤竜誠が武尊に噛みついたらとしてモノマネを披露。その後で来年3月に今回実現ならなかった王者・久保とのタイトルマッチを改めてアピールしてリングを降りた。
ジョナサン・トゥフ
「(試合を終えての感想は?)今回、すごくタフな試合だった。距離を詰めようと思ったが、城戸がうまく距離を保っていた。トルネードキックも何度か出したが、ブロックされてしまった。タフな試合だったが、エンターテインメントとして皆さんに楽しんでいただけたならうれしい。(相手の印象は?)城戸は素晴らしいファイターだ。すごく頭を使い、足を使って距離を取るのがうまい。距離を取りながら攻撃をかわすのが得意な選手という印象を持った。(ファンの方にひと言)こうしてK-1の会場に足を運んで、試合を見てくれた皆さん、ありがとうございます。皆さんが楽しんでくれているのが伝わった。日本は素晴らしい国だと思う
城戸康裕
「(試合を終えての感想は?)とりあえず、固かったなあと思って、相手が。メチャクチャ体が固くて。蹴っても蹴っても効かないし、俺の足だけ痛くなるし。何か悪いことやってんじゃないのかなと思って。何か、サイボーグかみたいな感じでしたよ。(相手の印象は?)ヤバいっす、マジで! 足クッソ太いし、バンバン蹴って。アレ、絶対効いたはずなのに。試合後、笑顔で『プリーズ・テーク・フォト!』とか言ってきて。俺は全然足引きずってるのに、何言ってんだコイツと思って。パプアニューギニア、底が知れないわ!
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2018年11月3日(土・祝) K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~
- 日程
- 2018年11月03日(土)
- 会場
- さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
- 選手