1R、ウマルはリングを左・右と回って様子見する。そこから突進せんとしても、平本は前蹴りで止め、ハンドスピードの速い左右ストレートを連打で打ち込む。平本はロープに詰めてのボディの連打、そしてローキックと攻勢。さらにウマルのパンチをブロックして右ローを入れていくが、しかしウマルも右ストレートを当てて終える。
2R、平本はジャブ、前蹴りでウマルを懐に入れない。しかしウマルは右クロスから強引に前へ出て、左フックで平本をとらえる。ウマルは待ちのスタイルとなり、平本の攻撃に右クロスなどカウンターを狙う。だが平本もそれは当てさせず、三日月蹴り、前蹴りとボディをとらえていく。そしてラウンド最後は三日月蹴りからパンチでラッシュに入りダウンを迫るが、ここはウマルが持ちこたえる。
3R、左フック・右ストレートを振るって平本は倒しに出るがウマルはクリンチで平本を押さえる。ならばと平本は三日月蹴り、ヒザとボディを狙う。平本はさらに跳びヒザからショートパンチの連打。だが、ウマルはタックルのように組みついてきてダウンを逃れる。組みつきの多用でウマルにイエローカードが提示され減点1となる。
判定は30-26、30-26、30-26の3-0で平本。フルマークでの圧勝を飾った。