1R、174㎝の山崎に対し牧野は187㎝と身長差がある。バックブロー、前蹴りを伸ばす牧野に対し、山崎はステップで出入りをよくして対抗。牧野はリーチを活かしたストレートを伸ばすが、山崎はこれにボディ打ちを返して応戦する。初回はまだ山崎が懐に入らず、牧野も距離を保って終了する。
2R、牧野はジャブを連続で突き、山崎を懐に入らせんとする。そして跳びヒザに前蹴り。これに対し山崎はストレート、スイングフックとパンチを振るうが、牧野も前蹴りを連打で放つ。しかし山崎の右フックが牧野にヒット。山崎は左右のボディ打ちから右フックを顔面に返し、これで牧野の左目じりをカットしドクターチェックを呼び込む。
再開するが、今度は打ち合いの中で偶発性のバッティングにより牧野が左目横から出血。ここもドクターチェックとなる。再開後は山崎が右フック、右ストレート、右・左とフックを当て、牧野を下がらせ2Rを終える。
3R、山崎はボディから顔面へのフックを振るうが、ここで牧野は火がついたように顔へのパンチとボディへのヒザを連打して前に出る。しかし牧野のラッシュが止むと、今度は山崎が右フックの上下打ちをヒット。だが、牧野もボディへのヒザを突き上げる。しかしここで牧野の出血が再び激しくなってきてドクターチェックが行われる。
再開すると、跳びヒザ、左ミドル、ボディへのヒザと牧野は猛攻。しかし山崎もアッパー、左右のフックとパンチを返し、最後は右フックを見舞って牧野をダウンさせ試合を終える。
判定は30-28、30-27、30-27の3-0で山崎。トーナメントリザーバーの権利をものにした。