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松谷綺、新女王の所信表明「プレッシャーがあっても自分の動きができるチャンピオンに」=2.9 K-1MAX一夜明け会見

 2月9日(日)に国立代々木競技場第一体育館で開催した『K-1 WORLD MAX 2025』の一夜明け会見が、10日、都内にて行われ、K-1女子アトム級王座決定トーナメントを制した松谷綺が登壇した。

 松谷は、23年7月に元K-1女子アトム級王者パヤーフォン・SWタワンを延長判定の末に撃破。11月に奥脇奈々を下して第4代Krush女子アトム級王者に。24年7月は韓国のチョン・ユジョンを判定で下し、11月にガブリエル・デ・ラモスをKO。25年2月のK-1女子アトム級王座決定トーナメントは準決勝でマフィア・ペットモンコンディー、決勝で末松晄を破り新女王となった。
■松谷綺のコメント

――あらためて試合を振り返っての感想。

「昨日は、応援ありがとうございました。夢だったK-1のベルトを巻けて嬉しかったんですけど、緊張とプレッシャーで硬くなってしまって。トーナメントの難しさだったり、勝たないといけない中で戦っているKrush、K-1の現チャンピオンの凄さをあらためて実感しました」

――一夜明けて新女王になった感想は?

「素直に嬉しい気持ちで一杯です」

――ホッとしている印象でした。

「前日の会見でもプレッシャーを感じていないと言っていたし、当日も緊張していないと思っていたんですけど、それなりにいろいろなものがかかっていたと思います」

――準決勝の1ラウンド目は、やはり硬かったですか?

「いつもと違うなと思っていました」

――修正できた理由は。

「ベルトに対する思いと絶対に負けてはいけないという気持ちで戦いました」

――マフィア選手は後半巻き返してきました。

「15歳なのに気持ちが強くて、経験を積んできている場慣れしていると感じました」

――決勝へ向かう時の心境は。

「ここまで来たらやるしかないという感じでした」

――それまでのダメージはいかがでしたか?

「1試合目にちょっとスネを痛めていて。いつも試合をすると蹴って痛めるんですけど、リングでは気にならなかったです」

――決勝戦の末松選手はスピードのある選手でした。

「手も足も長いので、距離を詰めて戦うしかないなと思っていました」

――ローキックからパンチにつなげていました。

「ローと近い距離のヒザ蹴りを考えていました」

――下からの突き上げについてはどう感じましたか?

「若いけど、いい選手ばかりで自分も負けていられないという感じです」

――全試合終了後は、あまり笑顔がありませんでした。

「もうちょっとできたなという気持ちと、前回倒したのもあって、今回ベルトを獲らないといけないという気持ちとKOの期待があって。自分の動きができなかったことも含めて、KOや凄い試合をしているK-1のチャンピオンたちの姿を見て、そんな表情になったのかと思います」

――今後、どんなチャンピオンになっていきたいですか?

「どんなプレッシャーや緊張があっても、毎回自分の動きができるチャンピオンになりたいです」

――人生の中で嬉しかったことがたくさんあったと思いますが、K-1のベルトを獲ったのは何番目にくらいに嬉しいですか?

「一番嬉しいです」

――昨日は、ベルトを抱いて寝た?

「普通にリビングに置いて寝ました(笑)」

――試合が終わって、一番したいこと?

「旅行したいです。あとは、友だちとかと遊びに行きたい」

――試合後、食べたいものは?

「いつも、試合前後に焼肉を食べに行くことが多いんですけど、それですね。あとは果物も好きなので」

――オデコの腫れは?

「もう大丈夫です」

――今後、どんなことを目標に。

「K-1のベルトを目標にしていたので、後のことは考えていないです」

――世界最強になることは?

「そうですね、では世界最強になります(笑)」

――ファンに一言。

「昨日は応援ありがとうございました。次戦は、もうちょっと成長してしっかり勝ち切れるように頑張りますので、また応援をお願いします」
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