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大久保琉唯、朝倉未来のJTT挑発の真意を明かす=2.9 K-1MAX一夜明け会見

 2月9日(日)に国立代々木競技場第一体育館で開催した『K-1 WORLD MAX 2025』の一夜明け会見が、10日、都内にて行われ、K-1番外地としてMMAファイターの竹見浩史郎(JAPAN TOP TEAM)をKOした大久保琉唯が登壇した。

 大久保は、22年2月にプロデビュー。6月の「THE MATCH 2022」では那須川天心の弟・龍心に勝利。9月は初代Krushフライ級王座決定トーナメントを制し、プロ4戦目にして王座に就いた。24年7月は-55kg世界最強決定トーナメント一回戦でジャオ・ジェンドンを破り、3連勝。9月はK-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント準決勝で玖村将史から判定勝ち、決勝は金子晃大にKO負けを喫して準優勝となった。24年12月の璃明武戦は判定勝ち。25年2月9日は、他流試合でMMAファイターの竹見浩史をKOで下した。
■大久保琉唯のコメント

――あらためて試合を振り返っての感想。

「後半戦第1試合ということで、途中はハプニングがありましたけど、倒すことをテーマにして結果につながって良かったです」

――ゆっくり寝れましたか?

「はい、寝ました」

――昨日は弟の世璃選手がプロデビュー戦で勝利しました。どう思っていましたか?

「一緒の舞台で勝利できたことが良かったなと。あとは一緒にアマチュアからやってきて、プロの舞台で一緒に勝ったことで、また違う嬉しさがありました」

――弟の試合を点数で言うと何点ですか?

「30点くらいですね。もっと本当は強いし、勢いがあるので。プロの舞台ですし、当日は緊張しているなと思って見ていました。でも僕自身も、デビュー当時は疲れてしまって3ラウンドやっていけないのかなと思ったこともあったので、これからだと思いました」

――昨日はMMAファイターの竹見選手と対戦したことで、試合前からアンチのコメントが目立っていました。

「しょうがないですよね、何をしても叩かれるので(笑)。アンチがいない選手もいると思いますけど、いない方が嬉しいけど、アンチがいることでいろいろな人に見てもらえる。アンチのコメントはいい気持ちはしないけど、意見も聞いてしっかり格闘技と向き合っていきたい」

――今回の前日会見で「JTTのボスのように伸ばす」と発言し、炎上しました。

「ああいう発言は、リスクになるのもあって。自分が負けたら叩かれますし、あえて自分にプレッシャーをかけて逃げ場をなくすことで、試合をしっかりやっていこうと思っていました」

――試合後は、朝倉未来選手にもっと強いやつを呼んでくれと発言していました。その真意は?

「その通りですよ。K-1のリングは甘くないぞということを見せれたと思うし、朝倉選手だったりJTTにはたくさん強い選手がいると思う。だったら、もっと強い選手を連れてこいと。K-1のリングが一番だと思っているので、どんどんK-1のリングに僕だったり、他の選手に挑んでくるのが面白いかなと。ここに来たいな、僕と戦いたいなとなってくれたらいいなと思っています」

――向かってくる選手が、ブレイキングダウンの選手だったら?

「あれは偽者なので、関係ないです。あれはエンタメとしては面白いなと思いますけど、それとは別です」

――竹見選手を倒した三日月蹴りは、昨年末のRIZIN番外地の朝久泰央選手と同じフィニッシュ決着でした。あれは狙い通り?

「そこは意識していませんでしたが、腹で効かせたいのもあって。カーフで効かせて、腹で倒すことが決まって良かったです」

――朝久泰央選手とは何かを話しましたか?

「朝久選手は、とても良い方で『博多通りもん』というお菓子をくれて、一緒にサイン会をして『一緒に盛り上げましょう』と言ってくれました」

――今回の金子晃大チャンピオンの防衛戦をどう見ましたか?

「しっかり2回ダウンを奪って勝ちましたが、行けるなという自信がつきました。俺の方が絶対に成長しているし、金子選手もK-1に対して強い気持ちがあると思いますが、今年絶対にタイトルを獲るという信念があるので、そこまでしっかり作っていきます」

――金子チャンピオンの敵なしの状況、敵は自分しかいないと発言していることをどう思っていますか?

「自分が逆だったら、そう思うでしょうし、当然だと思います。でも、どんどん下からいろんな選手が出てくるし、これは危ないな、成長しているなと思わせる試合を今後していきたいです」

――アンチファンから、「0KO」と言われたことは。

「めちゃくちゃ気にしていますよ。試合前も怖いなと思っていたし。でも、とりあえず1個できて、まだ満足はしていないけど、このKOをキッカケにこれから叩き出したい」

――倒し癖はできた?

「何回か手応えを前戦時にできてきて、それが今回倒す結果につながったと思います。これからも、つながると思っています」

――次は?

「すぐに試合をしたいです。来月でもいつでも」

――最後にファンに向けてのメッセージを。

「2025年、一発目、いいスタートが切れました。弟も勝つことができて、大久保兄弟で盛り上げていきたいです」
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