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松谷綺、新女王へ向けアトム級トーナメント優勝宣言!「自信しかない」=2.9K-1MAX前日計量&会見

 2月8日(土)都内にて、明日に開催を控えた『K-1 WORLD MAX 2025』(2月9日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の公開計量と前日記者会見が行なわれ、4部構成の3部ではK-1女子アトム級王座決定トーナメントに出場する4名が登壇した。

 4名の詳細と会見コメントは以下の通り。
[第3試合K-1 WORLD GP女子アトム級王座決定トーナメント準決勝3分3R延長1R]

松谷 綺(ALONZA ABLAZE/Krush女子アトム級王者)
vs
マフィア・ペットモンコンディー(タイ/Petchnongki Gym)

 松谷は、19年6月にプロデビュー。22年6月に「K-1 RING OF VENUS」の初代K-1女子アトム級王座決定トーナメントにエントリーするも準決勝で菅原美優に敗れて、プロ初黒星。23年7月に元K-1女子アトム級王者パヤーフォン・SWタワンを延長判定の末に撃破。11月に奥脇奈々を下して第4代Krush女子アトム級王者に。24年7月は韓国のチョン・ユジョンを判定で下し、11月にガブリエル・デ・ラモスをKOした。

 マフィアは、変幻自在の戦い方ができる器用なファイターで、スピードを活かしたステップワークからの的確な前蹴り、相手のボディをえぐるような鋭角なヒザ蹴りで苦しめたかと思えば、アグレッシブに前へ出てパンチで追い込む戦いを見せているムエタイの才女。42勝(3KO) 4敗 1分と勝率も高く、あとはK-1ルールに順応できればK-1女子アトム級王座を奪う可能性は十分にありそうだ。

■松谷綺のコメント

――意気込みを。

「過去一調子がいいので、明日は圧倒的にレベルの差を見せて必ずベルトを巻きたいと思います」

――相手の印象。

「映像を見る限り、蹴りがうまい選手。あとは、しゃべっているのを聞いて15歳らしいなという感じです」

――ベルトへの思いは?

「何度も言っていますが、K-1挑戦は二度目になりますし、Krushの現チャンピオンとしてここは絶対に負けないぞという思いがありますので、必ずベルトを巻きます」

――プレッシャーは?

「絶対に負けてはいけないということもあって多少のプレッシャーはありますけど、今までキツイ練習をして辛い思いをしてきたので、自信もついてプレッシャーはないです」

――自信は揺るがない?

「勝てる自信しかないです」

■マフィア・ペットモンコンディーのコメント

――意気込みを。

「明日は、ムエタイの技を見せます」

――相手の印象。

「相手と初めて会って、少しドキドキしています。相手が強いのは分かっています。ベストを尽くします」

――ベルトへの思いは?

「どんなことをしてもタイに持って帰りたいです。K-1チャンピオンになります!」
[第2試合K-1 WORLD GP女子アトム級王座決定トーナメント準決勝3分3R延長1R]

ルシール(オーストラリア/Taylormade Muay Thai)
vs
末松 晄(K.I.K team BLADE)

 ルシールは、ムエタイに挑戦し技巧派が多い印象のオーストラリアのキックボクサーの中で女子の新鋭として注目を集めているWBC&MTLの3冠王者。オーソドックス構えからの右ローキックの破壊力、左ミドルキックの正確さは、女子の中で群を抜く才能がある。対戦相手のパンチ連打も堅いディフェンスを駆使して守り、強烈なミドルキックで腕にダメージを与え、ボディへ突き刺すヒザ蹴りは脅威だ。23年12月にK-1初参戦で菅原美優と対戦して判定負けも、ポテンシャルの高さを見せた。

 末松は、福岡出身のJKキックボクサーとして2023年4月にKrush女子大会に初参戦。谷田美穂と対戦し、判定勝利を収めた。23年8月はキャリアのあるKihoと激突してパンチに苦しむも、ドローに持ち込んだ。高校卒業後、24年9月は加藤りこから判定勝ち。12月のKrushの大西日和戦は、スピードのあるパンチと的確に攻撃を当てるテクニックを見せて判定勝利をものにした。

■ルシールのコメント

――意気込みを。

「またK-1へ戻って来れて嬉しいです。この日のために、ハードなトレーニングをしてきました。前回はムエタイをベースとして戦いましたが、今回はK-1ルールにアジャストしてきました。オーストラリア代表と来れたことが嬉しい」

――相手の印象。

「相手の試合映像を見ましたが、スピードがあって強い選手だと思いました。でも勝つためにやってきましたので、明日みなさんにお見せします」

――ベルトへの思いは?

「自分が格闘技を始めた時にほしかったタイトルなので、K-1のベルトをとりたい。K-1では、まだオーストラリア人がチャンピオンになっていないはずなので、私が初めてなりたいです」

■末松晄のコメント

――意気込みを。

「明日は、やってきたことを信じて何がなんでも優勝します」

――相手の印象。

「オーストラリアのお土産をもらって、いい選手でリスペクトしています。ですが明日は、しっかりぶっ倒します」

――ベルトへの思いは?

「今までたくさんの方に支えてもらって応援してもらっているので、しっかりベルトをとって恩返したいです」

――自分が優っている点は?

「スピードを武器にしているので、それで圧倒したい。これまでキツイ練習をしてきたので、レベルの差を見せたいです」

――自信は?

「120パーセントあります」
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